Windows XPブート時の問題を解決するには--MSCONFIGを使った診断

文:Mark Kaelin 翻訳校正:石橋啓一郎
2009-05-29 08:00:00
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 本稿はSteven Pittsley氏によるゲスト記事である。

 Microsoft Windows XPが持っているウィザードやユーティリティの中で、素晴らしいものを1つ挙げるとすれば、Windows 9x製品ラインにルーツを持つ「システム構成ユーティリティ」、つまりMSCONFIGだろう。この便利なユーテリティを使えば、起動時の問題をトラブルシューティングする際に、簡単にブートファイルや起動時のパラメタを変更することができる。この記事では、MSCONFIGの機能について一通り説明し、Windows XPで生じるやっかいな起動に関する問題を、読者が根絶やしにできるようにしたい。

MSCONFIGの開始

 MSCONIGを使うには、[スタート]ボタンをクリックし、[ファイル名を選択して実行]を選択する。次に[名前]のテキストボックスに、MSCONFIGと入力して[OK]をクリックする。これで、図Aのようにユーテリティが開始されるはずだ。

MSCONFIG [全般]タブ
図A MSCONFIGを実行する前に、管理者アカウントでログインしている必要がある

 MSCONFIGのウィンドウには、全般、SYSTEM.INI、WIN.INI、BOOT.INI、サービス、スタートアップの6つのタブがある。以下の各セクションでは、それぞれのタブについて詳しく見ていく。

全般タブ

 MSCONFIGの[全般]タブでは、コンピュータ起動時の基本的なオプションのいくつかを設定できる。図Aで示されているように、このユーティリティのデフォルトの設定は[通常スタートアップ]だ。他の2つのコンピュータ起動時のオプションには、[診断スタートアップ]と[スタートアップのオプションを選択]がある。

 [診断スタートアップ]を選ぶと、そのコンピュータを動かすのに必要な、最低限のデバイスとサービスだけが立ち上がる。このスタートアップ方法を選べば、トラブルシューティングを行うためのきれいな環境が得られる。

 [スタートアップのオプションを選択]を選ぶと、トラブルシューティングに使うことのできるさまざまな起動オプションを選ぶことができる。デフォルトでは、すべてのオプションが有効になっている。しかしこれらのオプションのチェックを外すことで、[スタートアップのオプションを選択]のオプションが実行されないようにすることができる。

 例えば、起動時に実行されるプログラムの1つが問題の原因だと考えているのであれば、[スタートアップの項目を読み込む]のチェックを外せば、スタートアップに登録されたプログラムが実行されるのを防ぐことができる。これだけではどのプログラムが問題を起こしているかはわからないが、問題の領域を絞り込む役には立つ。後で説明するが、[BOOT.INI]タブで変更を行わない限り、[変更されたBOOT.INIを使う]オプションを選択することはできないことに注意して欲しい。

 また、[システムの復元の起動]ボタンを使えばすぐにシステムの復元にアクセスできるし、[ファイルの展開]ボタンは壊れたファイルを修復しなくてはならない場合に便利な機能だ。

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