パフォーマンステスト:Windows 7のビルド7057はこれまでのビルドやWindows Vista、Windows XPよりもずっと高速だ

文:Adrian Kingsley-Hughes(Special to ZDNet.com) 翻訳校正:村上雅章・野崎裕子
2009-03-23 08:00:00
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 筆者はこの週末、流出した最新版のWindows 7であるビルド7057を試用してみた。このビルドは、一部の人々が主張しているようなリリース候補(RC)版そのものではないものの、RC版の登場が間近であることを感じさせるものとなっている。

 なぜRC版の登場が間近であると言えるのだろうか?それは、Windows 7に対する機能追加が長期間行われておらず、現時点では壁紙の追加や、デフォルトで提供しているアカウント用のピクチャに対するちょっとした手直し、新たなユーザインターフェースの全体的な仕上げが主になっているという事実に基づく直感からである。とは言うものの、筆者にとって今回テストしたビルド7057は、Windows 7の32ビット版としてはベータ1版としてリリースされたビルド7000(これは2009年1月にリリースされているが、ビルド自体は2008年12月に行われている)以来久々であるため(3月初めにビルド7048が流出した際、筆者は64ビット版の方しか試用していなかった)、しっかりと見ておきたいと考えている。なお、ビルド7057はビルドほやほやでもある--タイムスタンプは090305-2000、つまり2009年3月5日午後8時となっているのだ。要するに、これは本記事執筆時点よりも1週間ちょっと前にビルドされたものなのである。

Windows 7のビルド7057のフォトレポートも参考にしてほしい。

 本記事では、ビルド7057と従来のビルドとの違いを逐一説明するのではなく(そういった記事は他の執筆者に任せたい)、筆者が最も興味を抱いている分野、すなわちパフォーマンスに的を絞って解説している。

注意:本論に入る前に、明確にしておくべき点が1つある。それは、今回のテストに用いたWindows 7のビルド7057がまだベータ版の段階であり、現時点において確定的なことは何も言えないという点である。

備考:筆者は、Windows 7のベンチマークテストについて過去数回、Microsoftにフィードバックを行っている。ただ、現時点において同社は、パフォーマンステストについてコメントする用意が整っていないとのことである。

 本記事では、Windows 7のさまざまなビルドとWindows Vista、Windows XPに対して一連の合成ベンチマークテストを実施し、その結果を公表するのではなく(パフォーマンステストの結果が本当に問題となるのはRC版やRTM版のみであり、Microsoftもベータ版に対してこのようなテストを行ってほしくないと考えているはずだ)、こういったOS上で一連の現実的なタスクを実施し、どのOSがトップになるのかを見てみることにした。

 ではまず、テスト環境とテスト内容について説明しよう。

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