Windows 7のRC版に取り込まれるであろう21個の変更点
3月の初めにMicrosoftのラボから流出したWindows 7のビルド7048が、またたくまにインターネット経由で広まり、x86版とx64版の双方ともにその週におけるソフトウェアのダウンロードランキングの上位に上り詰めてしまった。
このビルドは、長く待ち望まれているリリース候補(RC)版とは異なるものの、RC版のリリースに向けて数多くのバグ修正や設計変更、インタフェースに対するちょっとした変更が取り込まれており、それらの多くはベータテスターからのフィードバックに基づいたものとなっている。Windows 7の開発プロセスを考えた場合、このビルドで取り込まれている変更は実験的なものではなく、そのまま最終製品に活かされることがほぼ確実となっているものと考えてよいだろう。
この週末を使って、筆者はWindows 7のビルド7048(x64版とx86版の双方)を2台のデスクトップPCと2台のノートPCにインストールした。この作業はいずれのマシンでも驚くほどスムーズかつ迅速に完了した。インストールは大部分においてスムーズであり、たいていのドライバは大元のメディアやWindows Updateから自動的にインストールすることができた。Dell Latitude XTのアップグレードではほとんど問題が発生しなかった。一方、Dell XPS M1330へのクリーンインストールでは、行方不明のワイヤレスアダプタを探し出さなければならず、デフォルトのサウンドドライバをDellが提供しているVista対応版に変更しなければサウンドを再生することができなかった。
ZDNetの同僚であるAdrian Kingsley-Hughes氏を含む複数の人々が、ビルド7048の第一印象について記事を執筆している。彼らの多くは、特定の部分、特にInternet ExplorerやWindows Media PlayerといったWindows搭載機能を削除する選択肢が追加されているという部分について焦点を当てている。そこで本記事では、ちょっと見ただけでは見落としてしまいそうな細かい変更点について解説することにした。ここではそういった変更点を21個にまで絞り込んでいる。こういった変更点のほとんどは、以下の4つのカテゴリに分類することができる。
- 仕上げ。特にユーザーインターフェースの整合性を追求するためのちょっとした変更。
- アイコンの洗練とサウンドの充実(製品の最終出荷時には、こういったことがさらに突き詰められているはずだ)。
- ユーザビリティ調整の最終的な詰め。
- 「信頼性モニター」における、マイナスイメージのある文言の抹消といった、イメージ向上のための変更。
本記事における構成は以下のようになっている。
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