本当のところ「Windows 7」はどこが新しいのか--次期OSの5つの恩恵とは
ウィンドウ管理
数カ月間Windows 7を使ってみて、その新しいウィンドウ管理機能を当たり前に感じていることに気づいた。しかし、XPやVistaを動かしているPCの前に座ると、何が不足しているかに気づく。私はよくウィンドウをスクリーンの端にドラッグして、その場所にスナップさせ、そのウィンドウが画面の半分の大きさで表示させる機能を使う。この機能で2つのフォルダの中身を比べたり、大きなワイドスクリーンモニタに2つのアプリケーションを横に並べて使ったりしているのだ。
私はまた、[デスクトップの表示]ショートカット(マウスをウィンドウの右下の角に持っていく)もよく使う。この機能は、「Aero Peek」とも呼ばれている。この機能を「見掛け倒し」だと呼んで何の役に立つのか不思議がっている人もいるようだ。私は、この機能をすばやくデスクトップのガジェットがどうなっているかを調べるのに使っている。私はTwaget(名前はひどいが、素晴らしいアプリケーションだ)を使ってTwitterの状況を把握し、天気ガジェットを使って外の世界の状況を把握している。マウスを動かすだけで、クリックもせずに、現在使っているウィンドウを乱すことなくこれらのガジェットをチェックすることができる。
トラブルシューティングとモニタリング
Windows 7の新しいリソースモニターは素晴らしいもので、Vistaのものよりはるかに改善されている。XPにはこれに相当するものはない。現在CPU、ディスク、メモリ、ネットワーク資源を調べるサードパーティプログラムをインストールしている人も、通常はここで同様にそれらの情報を追跡することができる。
私は以前、特定のプロセスに関する技術的な詳細について調べるときには、Process Explorerを使っていた。Windows 7のリソースモニターはその機能の一部を持っているが、これは非常に困難なトラブルシューティングを行うような場合以外には十分なはずだ。私が特に気に入っているのは、プロセスをフィルタリングする機能で、これを使えば各プロセスがどのファイルにアクセスしているか、どれだけのネットワーク帯域を使っているかといった情報を、ほかの不要な実行中のプロセスを見ることなく調べることができる。
Windows 7には、他にも見るべき機能がある。家庭ユーザーなら、ホームグループとメディアセンターの組み合わせは特に便利だろう。しかし、この組み合わせを1段落か2段落で説明するのは不可能に近い。この話題については、また別の記事で紹介することにしよう。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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