Windowsのシステムコマンドを知る

文:Dennis O'Reilly 翻訳校正:石橋啓一郎
2009-01-30 08:00:00
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 私はこのブログで1年ほど前に、Windowsを管理するためのコマンドの使い方を説明すると説明した。その記事では、MicrosoftのTechNetに掲載されているシステムコマンドの網羅的なリストにリンクした。

 TechNetのリストの問題は、少々網羅的すぎるということだ。ping、ipconfig、tracertなどの非常に便利なコマンドが、atmadm、nbtstat、nlodctrなどの何十もの他のコマンドの中に紛れてしまいがちだ。Victor Laurie氏のサイトのリストはもっと使いやすく、ファイルの名前を変更したり、削除したり、バックアップしたりといったコマンドを説明している。

 例えば、VistaのドキュメントフォルダやXPのマイドキュメントフォルダをUSBメモリにバックアップするには、次のコマンドのうちどちらかを実行すればよい。

xcopy C:\Users\username\Documents g:\backup /D /E /C /R /H /I /K /Y
xcopy "C:\Documents and Settings\username\My Documents" g:\backup /D /E /C /R /H /I /K
(「username」の部分を自分のユーザー名で置き換えて欲しい。また、XPではファイルパスを引用符で囲うのを忘れないこと)

 これらの例では、ユーザーはフォルダの位置をデフォルトのまま変更していないと仮定している。自分のシステムのUSBメモリドライブに合うように、ドライブ文字も変更すること。コマンドの後ろに付いているスイッチは、それぞれ以下のような意味を持っている。

/D スイッチを使うと、コピー先デバイスにすでに存在するファイルについては、新しいものだけをコピーする。
/E スイッチを使うと、空のディレクトリやサブディレクトリもコピーする。
/C スイッチを使うと、エラーを無視する。
/R スイッチを使うと、読み取り専用ファイルを上書きする。
/H スイッチを使うと、隠しファイルやシステムファイルもコピーする。
/I スイッチを使うと、コピー先デバイスに自動的にディレクトリを作成する。
/K スイッチを使うと属性もコピーし、すべてのファイルが読み取り専用になってしまうのを防ぐ。
/Y スイッチを使うと、ファイルを上書きする際に確認メッセージを表示しない。

 (スイッチについては、Victor Laurie氏のサイトを参考した)

コマンドプロンプトを簡単に開く

 コマンドプロンプトを一番手早く開く方法は、そのためのキーボードショートカットを作ることだ。私の元の記事ではその手順を説明しているが、VistaではWindowsキーを押し、cmdと入力してエンターを押せばコマンドプロンプトを開くことができる。XPでは、[スタート] > [ファイル名を指定して実行] を選び、cmdと入力してエンターを押せばよい。

 古き良きDOSの時代には、「cd」(ディレクトリの変更)、「dir」(カレントディレクトリのファイルを表示)、「prn」(ファイルを印刷)などのコマンドを使っていたのを思い出す人もいるだろう。しかし、コマンドを使ってディレクトリを移ったり、ファイルを整理したり、その他のシステムタスクを実行する方法を知るのは大変だ。ブログの記事1本に収めるには、情報が多くなりすぎる。

 幸いなことに、Bleepingcomputer.comのLawrence Abrams氏が、Windowsのコマンドラインへの入門記事を提供してくれている。このサイトはバッチファイルの分野にまで踏み込んで説明してくれている。

 私自身は、バッチファイルの説明は次回以降の記事で扱おうと考えているが、おそらくかなり長い記事になると思われる。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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