lsコマンドを使いこなす

文:Vincent Danen(TechRepublic) 翻訳校正:石橋啓一郎
2008-12-19 08:00:00
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 lsコマンドはディレクトリの内容をリストアップするもので、よく知られており、使用頻度も高いコマンドラインプログラムだ。実際、lsはもっともよく使われるコマンドラインプログラムだと言ってもいいかもしれない。

$ ls

MD5SUMS annvix-netinstall-i586-2.0-RELEASE.iso bin mc-vdanen

 上記で示した一番基本的な使い方に加え、lsコマンドには追加の情報を表示するための多くのオプションを持っている。ディレクトリの中にある、隠しファイルも含めたすべてのファイルの長いリストが欲しければ、次のオプションを使う。

$ ls -la

total 363604

drwx------ 3 vdanen vdanen 91 Jun 2 16:02 .

drwx--x--x 18 vdanen vdanen 4096 Jun 2 15:07 ..

-rw-r--r-- 1 vdanen vdanen 73 Feb 4 21:53 MD5SUMS

-rw-r--r-- 1 vdanen vdanen 372318208 Feb 4 20:19 annvix-netinstall-i586-2.0-RELEASE.iso

lrwxrwxrwx 1 vdanen vdanen 6 Jun 2 16:02 bin -> ../bin

drwx------ 2 vdanen vdanen 6 Mar 2 2004 mc-vdanen

...

 長いリストの形式で、ファイルサイズを人間が読みやすい形にするには、次のオプションを使う。

$ ls -lah

total 356M

drwx------ 3 vdanen vdanen 91 Jun 2 16:02 .

drwx--x--x 18 vdanen vdanen 4.0K Jun 2 15:07 ..

-rw-r--r-- 1 vdanen vdanen 73 Feb 4 21:53 MD5SUMS

-rw-r--r-- 1 vdanen vdanen 356M Feb 4 20:19 annvix-netinstall-i586-2.0-RELEASE.iso

lrwxrwxrwx 1 vdanen vdanen 6 Jun 2 16:02 bin -> ../bin

drwx------ 2 vdanen vdanen 6 Mar 2 2004 mc-vdanen

 -Fオプションを使えば、ファイルの種類を識別するための記号を付けることができる。この場合、ディレクトリ名の末尾にはバックスラッシュ(/)が付き、シンボリックリンクの末尾には@がつく。

$ ls -F

MD5SUMS annvix-netinstall-i586-2.0-RELEASE.iso bin@ mc-vdanen/

 他にも、調べるべき価値のあるオプションがある。アクセス権とファイルサイズの情報なしで長いリストを表示したければ、-lオプションを使う。リストを色つきで表示したければ、--color=autoを使う。ファイルを逆順で表示したければ、-rオプションを使う。色つきの長いリストを逆順で、ファイル名だけを表示したければ、-l -r --color=autoというオプションを使えばよい。これで分かるとおり、多くのオプションを互いに組み合わせて使うこともできる。

 自分の好みの形のファイルリストの表示方法を見つけたら、aliasを設定して、コマンドラインでlsを実行する際には常に自分の好みのフォーマットで表示されるようにするのがいいだろう。これには、例えば~/.bashrcに次のような行を追加すればよい。

alias ls="/bin/ls -Fh --color=auto"

 lsの出力結果をカスタマイズするためのオプションは、他にも多く存在する。詳しくはls --helpの情報を見るか、man lsを読んで欲しい。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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