サン、「今後もMySQLをオープンソースで提供していく」と明言

杉山貴章(オングス)
2008-11-10 15:40:01
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 サン・マイクロシステムズは10月30日と31日の2日間、MySQLの祭典「MySQL ユーザコンファレンス 2008」を開催した。本稿では初日に行われた基調講演の様子をお伝えする。

あくまでもオープンソースであることを尊守

 今年4月にSun MicrosystemsがMySQLの買収を完了し、現在はそれから半年が経過している。今回のMySQLユーザコンファレンスは、現在および今後のMySQLの事業展開について注目を集めている中での開催となった。

矢崎博雅氏 矢崎博雅氏

 サン・マイクロシステムズ MySQLビジネス統括本部 執行委員 MySQLビジネス統括本部長 アジアパシフィックディレクターの矢崎博雅氏は、今回の買収において約450名いるMySQLの開発者が1人も欠けることなくSunに統合されており、新製品の開発も引き続き進められていることを明かした。Sunの中でもMySQL事業部は非常に大事に扱われている部門のひとつだと語っている。

 同氏によれば、SunとMySQLとの統合は「非常に相性のいい統合」として内外から高い評価を受けているとのことだ。Sunは古くからソフトウェアのオープンソース化に対して積極的に取り組んできた経緯がある。一方のMySQLは世界で最も普及しているオープンソースデータベースであり、オープンソースの象徴とも言える存在だ。したがって、「オープンソースである」ということがSunとMySQLの統合において極めて重要だと矢崎氏は強調する。

 「我々は今後もMySQLをオープンソースで提供していくという戦略を崩すことはありません。各種UNIX、Windows、Linux、Mac OSなど、各種プラットフォームのサポートも継続していくという方針にも変わりはなく、特定のプラットフォームに特化するというようなことは絶対にありません。それだけでなく、さらにオープンな環境で提供していこうという気持ちでいることを、この場で再確認させて頂きたいと思います」(矢崎氏)

 同社では今後、MySQLがオープンソースであることによるメリットを活かしながら、MySQLのユーザおよび同社の顧客に、新しい価値を提供していくとのことである。

MySQLが持つ機能面での強み

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