他のLinuxディストリビューションに変更する10の理由

文:Jack Wallen(Special to TechRepublic) 翻訳校正:村上雅章・野崎裕子
2008-10-28 08:00:00
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#9:使用しているディストリビューションが新しいアーキテクチャをサポートしていない

 PowerPCユーザーのことに触れずしてこの記事を終えることはできない。Appleのハードウェアは多くの人にとって大変魅力的なものとなっている。しかし、ソフトウェア分野においてよりオープンなものを好む人々にとって、Mac OS XはBSDを基盤としているものの、Windowsと大差ないのである。とは言うものの、尻込みする必要はない。Appleのハードウェアをサポートするディストリビューションは数多く存在しているのだ。Yellow Dog LinuxやUbuntu、SUSE、Fedoraではいずれも、Appleのハードウェア向けのリリースが用意されているのである。すべてを正常に動作させるためにはちょっとしたコツをいくつか知っておく必要がある(例えば、無線を使用するには、無線カードのファームウェアに手を加える必要がある)ものの、いったんうまく動作させることができれば、後は問題なく使用できるはずである。

 また、ハードウェアに関しては、32ビット版から64ビット版への移行という問題もある。64ビットマシン上で32ビット版のLinuxを稼働させることは、もちろん可能であるものの、64ビット版のLinuxを稼働させたいという場合もあるはずだ。あなたがFreespireを使用しており、64ビットプロセッサの実力を最大限に活用したいと思っても、それは無理な相談なのである。

#10:使用しているディストリビューションに飽きてきている

 あなたには信じられないことかもしれないが、私は飽きたということを最大の理由としてLinuxのディストリビューションを乗り換えた人を数多く知っている。私もRed HatおよびFedora(Red Hat 4.2からFedora 8まで)を使用した後に、もう十分だろうと考え、乗り換えたのだった。他のディストリビューションはどんなものかを見てみたいという興味が先に立つ場合もある。また、あるディストリビューションで行えることをすべて行ったため、他のディストリビューションを使用してみようと考える場合もある。そんな場合にも、慣れ親しみ、信頼しているディストリビューションを捨て去ることに罪悪感を感じる必要はない。そのディストリビューションが素晴らしいものなのであれば、また使用することになるかもしれない。そしてそうならない場合でも、新たな親友とも言えるディストリビューションに出会えることになるはずだ。

乗り換えても忘れ去られず

 あなたもいつかは、他のLinuxディストリビューションに乗り換える理由を1つか2つは持つことになる--そしてその理由は本記事で挙げたいずれかの項目となっているはずだ。乗り換える理由が特定のニーズにあるのか、単なる退屈から来る気まぐれなのかにかかわらず、WindowsからLinuxという大きな1歩を踏み出させてくれたディストリビューションのことを忘れないでほしい。そのディストリビューションはあなたの心の片隅で常に特別な位置を占めることになるはずだ。私自身も、初めてインストールしたLinuxディストリビューションのインストールディスクをまだ持っている。私はそのディスクを、ずっとこの先もオフィスに保管しておくつもりだ。私のコンピューティングライフに自由をもたらす鍵となったディストリビューションだからである。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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