他のLinuxディストリビューションに変更する10の理由

文:Jack Wallen(Special to TechRepublic) 翻訳校正:村上雅章・野崎裕子
2008-10-28 08:00:00
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#6:使用しているディストリビューションが、新しいハードウェアをサポートしていない

 私はこれまで、新しいハードウェアのせいで、あるディストリビューションと他のディストリビューションとの間を何度も行ったり来たりしている。ここ2~3年は、私のPalm Treo 680と連携することができないFedoraに信じられないほどイライラさせられてきた。結局、Ubuntuに乗り換えたことで、同デバイスをシンプルかつ迅速に同期できるようになった。

 私はこれまでに、iPodやプリンタ、無線ネットワーク機器、ビデオアダプタで同様の問題を経験してきた。また、これらとは別にノートPCに関する問題もある。ノートPCは、ハードウェアの組み合わせによっては、金の卵並みに貴重なディストリビューションを探し回らざるを得なくなるのだ。幸いなことに、今ではLinuxという世界のいたるところでLiveCDが用意されているため、LiveCDを挿入してマシンを起動すれば、該当ディストリビューションがあなたのハードウェアの組み合わせできちんと動作するかどうかをすぐに知ることができるようになっているのである。私の経験から言って、さまざまなハードウェアを認識する可能性の高いディストリビューションはMandrivaとPCLinuxOS、Ubuntuである。

#7:使用しているディストリビューションは、インストールしただけではさほどセキュアでない

 LinuxがWindowsよりもセキュアであるということは誰もが知っていることだ。Microsoft派が何と言おうとも、それが事実なのだ。しかし、もう1つの事実も存在している:すべてのLinuxディストリビューションが同様にセキュアであるというわけではないのである。セキュリティのことを第一義として作られているディストリビューションもある。EnGarde LinuxやTrustix Linuxは、強固なセキュリティを有したLinux OSの提供を目的とするディストリビューションである。また、FreeBSDやGentoo Linuxは実際、インストールしただけの状態でも大変セキュアなOSである。一方、Linspire Linuxはそれほどセキュアではない。そうは言ったももの、Windows VistaかLinspireのいずれかを選択しろと言われれば、私は絶対にLinspireを選択するだろう。

#8:使用しているディストリビューションのリリースサイクルが長い

 最初の項目の対極にあることとして、ディストリビューションによっては他のものよりもリリースサイクルが長いということがある。1年に2つのバージョンをリリースするUbuntu(バージョン番号の末尾が.04と.10と決められている)とは異なり、Vector Linuxといったディストリビューションのリリースは不定期であり、そのサイクルも長いものとなっている。ある意味、これは良いことである。もしも問題がないのであれば、何も修正する必要はないはずだろう?しかし、LinuxというOSは高い頻度で進化し、成長し、変化していくものなのである。セキュリティホールが発見された場合、影響するソフトウェアのアップグレードを待たなくても、そういったセキュリティホールにパッチが当てられることになるのだ。このため、最新の素晴らしいリリースには、最新のGUIだけでなく、必要なパッチすべてが含まれていることも多いのである。その良い例がKDE 4.1ではないだろうか?(ただしKDE 4.0はひどい出来であったため、この例には含まれない)。使用しているディストリビューションのリリースサイクルが長いせいで、ソフトウェアをアップグレードできないでいる(例えば、OpenOffice 2.0やGNOME 2.1をまだ使用している)のであれば、よりリリース頻度の高いディストリビューションに乗り換えるべきだろう。

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