
Mac OS XでAndroidをセットアップする方法
ついに公開されたAndroid
サンフランシスコで発売された携帯電話端末「T-Mobile G1」。GoogleのオープンソースOSである「Android」が搭載された、第1弾の端末だ。そして、GoogleはそんなAndroidをオープンソースプロジェクトとして一般公開した。
多くの開発者がPCにインストールされたLinuxを成長させているのと同様、携帯電話端末においても自由に開発できる環境が整ったわけだ。
筆者も早速、Androidをダウンロードして構築してみた。今回はそのレポートをお届けしよう。
ただ、結論から言ってしまうと、残念ながら筆者の環境では最後までたどり着くことができなかった。その辺りの事情も含めて、手順などを解説しながら進めてみたい。
Mac環境ではファイルシステムに注意!
まずは、Androidのオープンソースプロジェクトサイトにアクセスしよう。
現在、AndroidはLinux向けとMac OS X向けのものが公開されている。今回はMac OS X環境で試してみたい。
Mac OS Xでの利用条件は、Mac本体がIntel Macであること。また、ハードディスクのフォーマットが「Mac OS 拡張(大文字/小文字を区別、ジャーナリング)」であることが強く推奨されている。
必要なソフトウェアは「Xcode」と「MacPorts」だ。まずは、これらのソフトウェアのセットアップから開始しよう。
Xcodeをセットアップ
XcodeとはAppleのソフトウェア開発キットで、コンパイラなどが含まれている。この後で紹介するMacPortsなどを利用するのに必要だ。
ダウンロードは以下のサイトから無料でできる。最新バージョンは 3.1.1だ。
Xcodeのダウンロードにあたってはログインが必要になる。これは無料で取得できる「Apple Developer Connection(ADC) Member」というものなので、この機会に取得しておこう。
1GB超のディスクイメージをダウンロードしたら、ダブルクリックしてインストーラを起動する。

設定などは標準のままで構わないので、ダイアログに従ってインストールを行っていく。これでXcodeのセットアップは終了。さぁ、サクサク準備を進めていこう。
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