Linux搭載ノートPCの返品率は、Windows搭載のものに比べて4倍高い

文:Adrian Kingsley-Hughes(Special to ZDNet.com) 翻訳校正:村上雅章・野崎裕子
2008-10-09 08:00:00
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 私は今までにも何度か、こういったことがLinuxにとって障害となる可能性について言及してきている(英文記事)ため、その主張を裏付けるようなメーカーからの発言を興味深く感じている。またこの見方は、Wal-MartによるLinux PCの試験販売の中止にも現れている。同社は、Linxuマシンが顧客の求めているものではないという結論に達してその販売を打ち切ったのである(英文記事)。私は、Wal-Martが返品率に基づいてこの結論に達したのではないかと考えている。

 私自身はMSIのLinux搭載Windネットブックを使ったことがないものの、同社はLinuxに詳しくない顧客のことを考え、システムをユーザーフレンドリーにする努力を十分していなかったのではないかと考えている。Linuxマシンの返品率がXPマシンのそれよりも4倍も高いということが事実であるのであれば、Linux初心者に対して適切なかたちでLinuxを提供できていなかったということに間違いはないだろう。もちろん、新しいOSを使いこなせるようになるまでの壁を乗り越えるエネルギーを持ち合わせていないユーザーもいる(このことはWindows Vistaにとっても問題となっている)が、ほとんどのユーザーにとってLinuxはネットブック用のOSとして理想的なものとなっているはずだ。LinuxはWindowsではなく、Windowsになるということなどもあり得ないが、Linuxを有用なOSにするようなアプリケーション(無償アプリケーション)を見つけることはそれほど難しくないのである。

 Linuxに不向きな顧客を惹きつけることなく、Linuxベースのマシンを同等のWindowsマシンよりも安価に販売するにはどうすればよいのだろうか?携帯電話向けにさまざまなOSが多数存在しているように、PC用のOSも多数存在しているということを人々に受け入れてもらうにはどうすればよいのだろうか?

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]