Windows XPのバックアップユーティリティについて知っておくべき10のこと

文:Erik Eckel (Special to TechRepublic) 翻訳校正:村上雅章・野崎裕子
2008-08-27 08:00:00
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 データのバックアップという話題は、Intelのデュアルコアチップ上でMac OS XとWindows XPのデュアルブート環境を構築するという話題ほど刺激的なものではない。しかし、しっかりしたバックアップ戦略を立てておくことで、(起こって欲しくない)ある種の刺激を防ぐことができるのだ。ITの専門家であれば、OEM製品やプロプライエタリ製品、サードパーティ製品といった幅広い選択肢の中からバックアップ戦略を決定することができるだろう。しかし大半の中小企業にとっては、Windows付属のバックアップユーティリティがあれば、データのバックアップおよび復元の要件が十分満足されることも多いのだ。その鍵は、このバックアップユーティリティの長所と短所を知ることにある。同ユーティリティの長所を活かすことで、不要な刺激を排除し、ストレスの少ない毎日を送ることができるようになるのである。

#1:実績があるということ(要するに、IBM製品を購入したことで解雇された人間はいないということ)

 バックアップ操作や復元操作が失敗した理由をクライアントや役員に説明したいと思う人などいないだろう。データの喪失はIT分野における重大な罪悪であるため、データのバックアップや復元といった作業には、信頼性の高いソリューションを用いるべきなのである。昔から「IBM製品を購入したことで解雇された人間はいない」という言葉が現場に伝えられている。同じことが、Microsoftのツールを選択した中小企業のIT要員にも当てはまるのだ。

 Windowsに搭載されているバックアップユーティリティは洗練されておらず、柔軟性にも欠けているという批判が多いとはいえ、複雑ではないという点が大きな長所となっている。同ユーティリティは、データを保護するためのシンプルかつ実績ある方法を提供しているのだ。また、マシン設備のある場所とは異なる場所に保管できるような持ち運びに適したメディアにデータをバックアップすることも可能となっている。

#2:ウィザードを活用すること

 「詳細モード」(図A)を用いて作業することももちろん可能であるが、ウィザードを使用することで複雑な作業を簡単に行えるようになる。さらに重要なことに、ウィザードはあなたが手順を飛ばしてしまわないようにもしてくれる。サービスパックのダウンロード中や、パッチの適用中、バックアップの設定中に電話がかかってきたりすると、ついつい設定を忘れてしまうこともあるということを認識するべきなのだ。

図A 図A 「詳細モード」を用いることで、手作業で詳細なバックアップ設定を行うことができる。

 Windows Small Business Serverの管理作業においてウィザードが多用されているのには理由がある。ウィザードを使えば確実に作業を行えるのだ。重要なバックアップを作成する際には、少し時間をとってウィザード(図B)の解説を読み、そのプロセスを理解しておくのがよいだろう。

図B 図B 「バックアップまたは復元ウィザード」によって、バックアップの作成が簡単にできるようになり、重要な設定(日次バックアップのスケジュール登録や、バックアップの種類を「増分」にするか「通常」にするかといった設定など)を忘れてしまうようなことがなくなる。

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