OSのアップデートをきっかけとした現代OS考

文:Ed Bott(Special to ZDNet.com) 翻訳校正:村上雅章・野崎裕子
2008-07-30 08:00:00
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 Steve Ballmer氏は数カ月前に、Windows Vistaが「発展途上の製品」であると公式の場で発言した。そしてこの発言をきっかけとして予想通り、激しいVista叩きが始まった。それはともかく、Windows Vistaが最初にリリースされて以来、どれだけ多くのアップデートがリリースされてきたのかを考えてみてほしい。Vistaは明らかに悲惨な状況となっている。さもなければ、あれほどたくさんのアップデートなんて必要なかったはずだと思うだろう?Microsoftはなぜ、最初からきちんとした製品をリリースすることができなかったのだろうか?

 現実はどうだろうか?企業やコンシューマーが主力プラットフォームとして使用している現代のOSはいずれも「発展途上の製品」であるため、欠陥を修正したり、セキュリティ上の問題を解決する(そして時には機能を追加する)ためのアップデートが頻繁に必要となるのである。こういった欠陥やセキュリティ上の問題は、プログラムが広く利用されるようになるまで表面化せず、表面化した場合でも、真の問題がどこにあるのかを把握するためにさまざまな調査が必要となることもあるのだ。そして、大きな問題は数カ月以内に解明され、アップデートの頻度は低下していくことになる(しかしゼロにはならない)はずだ。

 私はこの週末、久しぶりにHyper-V仮想マシンでUbuntu Linux 8.04を稼働させた時に、こういったことを考えさせられた。このUbuntuは、ダウンロードしたディストリビューションに含まれていたものを除き、追加のソフトウェアをいっさいインストールしていない、言わば「素」のインストールである。この仮想マシンを最後に使用したのは51日前のことであり、その時点でOSは1カ月ほど前にリリースされたものだった。私はその時、パッチやアップデートをすべて適用し、最新の状態にしておいたのだ。私はその後、この仮想マシンを使用していなかった。(メモ:このHyper-Vサーバ上で稼働するUbuntuとOpenSUSE 11のインストールは非常に簡単であったうえに、パフォーマンスも素晴らしいものであった。このため私は、FedoraのインストールをVirtual PC 2007からHyper-Vへと移行し、そのプラットフォーム上にOpenBSDも追加する予定にしている。)

 私には、いくつかのアップデートを適用する覚悟ができていた。しかし、実際にアップデートを行う段になって、その数の多さに驚かされることになったのだ。

 前回保存された状態にシステムが復帰し、デスクトップが表示された時点で、[Update]ボタンをクリックしたところ、以下のダイアログボックスが表示された。

図A 図A

  • コメント(1件)
#1 ekawasaki   2008-07-30 10:51:54
一つ気がついた点として。
商用OSのアップデータ配布サーバーに、潤沢なネットヲークの帯域が用意されていると思われ、アアップデータのダウンロードが、スムーズに行われるが、非商用OSの場合、ダウンロードが途中で止まる事が、多いのが気になる。

ただ、RedHatの場合、ライセンス料を払っていると思われるが、時々、ダウンロードが途中で、止まるのは、許されないと思う。
実際、先日から、何度もリトライしている。
firefox-3.0.1-3.el4.i386.rp  SSL exception (104, 'Connection reset by peer')
########################## Done.                   
error: rpmts_HdrFromFdno: MD5 digest: BAD Expected(9504446339f1a7b8346c4ec6f4d6527e) != (667dfded3b4bede4ba54ddb8b33644f5)
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