Ubuntu 8.10 Intrepid Ibexの第一印象
米国時間6月28日、Ubuntu 8.10「Intrepid Ibex」の最初のアルファリリースがダウンロードで入手可能になった。では、Ubuntuユーザーは近い将来新しくどんなものを手に入れることになるのだろうか。
私は、Ubuntu 8.10の最終リリースで期待されるもののイメージを得るために、ロードマップを調べてみた。私が見つけられたのは、次のようなものだ。
- サブノートPC、特にIntelのAtomプロセッサのサポート
- 3Gのサポート
- Firefox KDEの統合
- ブート時の改良
- フラッシュメモリドライブからのインストールのサポート
- OpenOffice.org 3.0
- Flashの利用に関する改善
- 新しいテーマ
Ubuntu 8.10 Intrepid Ibexの初お目見えギャラリー
これらの新しい開発項目の中で私の興味を引いたのは、サブノートのサポートを熱心に押し進めていることで、これは同社がUbuntuの方向性についてどう考えているかを明らかにしている(なぜなら、インストール後すぐに無線LANを利用できることから恩恵を受ける人は、現在はあまり多くないからだ)。フラッシュメモリドライブからのインストールのサポートも、明らかにサブノートPCをターゲットにしたものだ。
リストの他の項目については、今はまだ、それぞれがOSを良くしてくれるだろうという以上のことは言えない。ブート時間の改善とFlashの利用に関する改善は、デフォルト状態でのUbuntuに満足するユーザーを増やすだろう(私自身はUbuntuのブート時間が問題だと考えたことはないが)。
私にはUbuntu 8.10 Intrepid Ibexに少し触ってみる機会があったが、非常に快適だった。クラッシュはない・・・今のところはだが。
新しいテーマについては、依然として未完成の仕事だ。一部の面については、Hardy Heronのテーマよりも改善されており、きれいに見えるが、他の部分は見た目によくない。暗い色の効果的なテーマを開発するのは簡単なことではなく(私は、Ubuntu Satanic Editionのテーマが非常に出来がいいことに驚いている・・・風変わりで、私の趣味ではないが、見た目が素晴らしいことには議論の余地がない)、そして前述の通り、このテーマはまだ進行中の仕事なのだ。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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