会社のシステムインフラをテスト環境にレプリケートする方法
文:Scott Lowe(Special to TechRepublic) 翻訳校正:村上雅章・野崎裕子
2008-06-23 08:00:00
TechRepublicのある読者が、以下のようなシナリオを書いて送ってくれた。
私の会社では現在、Windows Server 2003上でExchange Server 2003を稼働させています。このたびわれわれは、テスト環境下でWindows Server 2008/Exchange Server 2007を共存させたかたちでのテストを計画しているのですが、その件について悩んでいることがあるのです。Windows Server 2008をドメインに追加して問題を引き起こすようなことは避けたいものの、現行の環境をレプリケートし、これら2つのサーバを同時に稼働させるという柔軟性は実現したいと考えているのです。
この読者が上記の目標を達成するための方法はいくつかある。本記事では、彼が採用することのできる2つの選択肢について解説したい。
物理的な方法 − プランA
これはおそらく最も面倒かつ最も当たり前の選択肢であるが、最も適した分析基準を入手できる方法となるはずだ。簡単に言えば、少なくとも現行のインフラにおけるそれなりの部分をテスト環境にレプリケートする必要があるのだ。このテスト環境は基幹ネットワークから物理的に切り離し、各サーバは本番環境にできる限り近いかたちで個別にインストールすることになるはずだ。
これは非常に手間のかかる選択肢であり、間違いを犯してしまう確率もかなり高くなる。例えば、完全なExchange環境を正しくレプリケートできる確率はどれほどあるというのだろうか?そこで、プランBの出番である。
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