Windows Vistaの使い勝手を向上させる10の小技

文:Ed Bott(Special to ZDNet.com) 翻訳校正:村上雅章・野崎裕子
2008-06-18 08:00:00
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3.スマートな自動バックアップシステムを設定する

 Windows Vistaのすべてのエディションには、ファイルベースの役立つバックアッププログラムが付属している。バックアップのスケジュール設定は、Home Basicを除くすべてのエディションで可能となっており、Vista BusinessやUltimate、Enterpriseの各エディションでは、外部ハードディスクやDVDへのイメージベースの完全なバックアップも可能となっている。実際のところ私は、「Complete PCバックアップと復元」の機能のためだけでも、Vista Ultimateエディションへとアップグレードする価値があると考えている。

 Vistaのバックアップ戦略として私が勧めるのは以下の2つである。

 訳注:掲載されているウィンドウと同じものを表示するには、「スタート」メニューから「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「システムツール」→「バックアップの状態と構成」の順にクリックしていく。

  • 「Complete PCバックアップ」(またはサードパーティのイメージバックアッププログラム)を用いて、最新のドライバとお気に入りソフトウェアすべてがインストールされ、システムのアクティベーションが完了した状態のシステムのスナップショットイメージを取得する。イメージは外部ハードディスク(USBやFireWire、eSATAなど)やDVDに保存することができるものの、ネットワーク上には保存できない。ハードディスクがクラッシュした際にこういったイメージから復元する場合、要する時間はたったの数分である。この方法は、Windowsをクリーンインストールした後にドライバやソフトウェアを再インストールするという従来の方法と比べると大幅な進歩だと言える。
  • 「ファイルのバックアップ」を用いて、データファイルの定期的なバックアップ(毎日行うに越したことはないが、数日分の仕事が失われても構わないというのであれば毎週でもよいだろう)を自動的に行う。バックアップは外部ハードディスクやネットワークストレージ機器、他のコンピュータの共有フォルダに作成することができる。
Windows Vistaの使い勝手を向上させる10の小技

 新しいPCを初めて設定したところであり、まだ何のデータファイルも追加していないという場合、「Complete PCバックアップ」を用いて記録型DVDにバックアップを作成する。圧縮機能のお陰で、全Vistaシステムのバックアップでも通常は2枚のDVDで事足りる。こういったバックアップディスクは安全な場所に保管しておき、システム全体を復元する必要性が発生した際に、製造業者の復元ディスクの代わりに使用する。

 ファイルベースのバックアップに関しては、特定フォルダの中身すべてをバックアップできないことに最初は抵抗を感じるかもしれない。しかし、バックアッププログラムの仕様を受け入れれば、それが大きな安心をもたらし、ディスク領域の有効活用にもなっているということが判るはずだ。(バックアップファイルは、バックアップ対象コンピュータの名前が付けられたフォルダ内に階層化されたかたちで保存される。また、バックアップ一式はそれぞれ、日付で識別されるフォルダに保存される。なお、バックアップファイルは標準のZIPフォーマットを用いて圧縮された状態で保存される。)バックアップ一式を使用する際には、「検索」ボックスを使用して、復元する特定のファイルやファイルグループを検索する。また、障害からの復旧時には、オリジナルのイメージバックアップから復元を行った後、最新のデータバックアップから復元を行うことで、速やかに仕事に戻ることができる。

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