「32ビット版Vista」対「64ビット版Vista」ベンチマーク比較

文:Adrian Kingsley-Hughes 翻訳校正:石橋啓一郎
2008-03-13 12:00:00
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テスト

 今回、われわれは純粋な合成ベンチマークである、PassMark PerformanceTest 6.1を用いた。

注意:PassMarkの評価では、数字が高いほどいいスコアとなる。

 各テストは4回行い、もっとも低いスコアは廃棄した。その残りの結果の平均値を取り、最終的なPassMarkの評価値を求めた。

結果

 4つのプラットフォームにおけるPassMarkの評価の平均値を見てみよう。

  • 32ビット版Vista RTM
    PassMark評価:1002.4
  • 32ビット版Vista SP1
    PassMark評価:972.3
  • 64ビット版Vista RTM
    PassMark評価:1183.1
  • 64ビット版Vista SP1
    PassMark評価:1128.8

32ビット版Vista RTMのPassMark評価 32ビット版Vista SP1のPassMark評価

左側が32ビット版Vista RTM、右側が32ビット版Vista SP1

64ビット版Vista RTMのPassMark評価 64ビット版Vista SP1のPassMark評価

左側が64ビット版Vista RTM、右側が64ビット版Vista SP1

 PassMark PerformanceTestの出力結果を詳しく見ていくと、64ビット版は32ビット版に比べてほぼ全般的に性能が向上していることが分かる(テストのディスクに関する部分だけは、64ビット版の方が性能が劣っている)。

 注意:結果を詳しく見たければ、ここからダウンロードできる。Vista 32-bit RTM | Vista 32-bit SP1 | Vista 64-bit RTM | Vista 64-bit SP1

数字の詳細

 数字を少し調べてみると、いくつか興味深いデータが見えてくる。

  • 32ビット版Windows Vista SP1のPassMark評価は、32ビット版Windows Vista RTMよりも3.0%低い。
  • 64ビット版Windows Vista SP1のPassMark評価は、64ビット版Windows Vista RTMよりも4.6%低い。

 ここまでのところは、PassMark評価は以前行ったVista RTMとVista SP1を比較したベンチマーク結果と辻褄が合っている。つまり、SP1のシステムは、RTMのものよりも低いPassMark評価を出している。だが、このテストは32ビット版のVistaと64ビット版のVistaを比較するものだ。これを行うと、いくつかの非常に興味深い結果が出た。

  • 64ビット版Windows Vista RTMのPassMark評価は、32ビット版Windows Vista RTMのPassMark評価よりも18.0%高い
  • 64ビット版Windows Vista SP1のPassMark評価は、32ビット版Windows Vista SP1のPassMark評価よりも16.1%高い

 64ビット版Vistaの方が上だ。

ブート時間

 完全を期すために、起動時間も計測した。ここでは、ブートローダーからデスクトップが利用できるまでの時間とした。

 平均結果は次のようになった。

  • 32ビット版Vista RTM
    ブート時間:27秒
  • 32ビット版Vista SP1
    ブート時間:31秒
  • 64ビット版Vista RTM
    ブート時間:44秒
  • 64ビット版Vista SP1
    ブート時間:42秒

 32ビット版Vistaの方が上だった。

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