これで成功確実!--百戦錬磨のプロが教えるVista SP1移行計画

文:Adrian Kingsley-Hughes  翻訳校正:アークコミュニケーションズ、坂野裕史
2008-03-14 08:00:00
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最悪の事態に備えて計画を立てる

 主要な更新プログラムは、システムが動作しないようにする力を備えている。すべてうまく行くことを期待し、「あーくそ」という瞬間を経験するより、最悪の事態に備えて計画を立てておき、そうした計画を実行に移す必要がない方がずっとよい。

 最低でも、すべてのデータが安全にバックアップされているようにすること。そのバックアップに全部のドライバのセットを追加できれば、なおよい。しかし、わたしならシステムの完全なイメージを作成しておく方を選ぶ。そうすれば、復元が簡単になるからだ。最近では、自分のバックアップにはAcronis True Image Echo Workstationを使用してきた。この製品は高速で(20GBのイメージを5分少々でバックアップまたは復元できる)、Windowsバックアップよりずっと強力で柔軟性が高いツールでもある。最新のシステムのイメージを用意しておけば、ライセンス認証、ドライバの準備、更新プログラムの再インストールといった再インストール時の面倒はすべて回避できる。

SP1のベータ版やRC版をアンインストールする

 ベータ版やRC(リリース候補)版のSP1がインストールされている場合は、最終バージョンをインストールする前にアンインストールしておく。

 それには、「コントロールパネル」に移動し、「プログラムと機能」を見つけて「インストールされた更新プログラムを表示」を選択する。そして、Windowsの下で「Service Pack for Microsoft Windows (KB936330)」を見つけてアンインストールする。

互換性のないアプリケーションがないか確認する

 このリストに記載されているアプリケーションがシステムにインストールされていないだろうか?インストールされている場合は、SP1のインストール前にそれらのアプリケーションを更新しておくのが最善だ。

SP1によって不調のシステムが治るとは期待しないこと

 SP1はパッチとシステム更新プログラムの集まりであって、救急救命士、聖職者、ブードゥー教の呪術医のどれでもないから、不調のシステムを治すわけではない。システムが正常に動作していない場合は、SP1を適用する前に問題の原因を突き止めておこう。問題があるシステムにサービスパックを適用すると、よくても何も起こらないか、おびただしい頭痛の種や、予定していなかった週末の大変な作業をプレゼントされる可能性もある。

1回の更新作業の所要時間は約90分として計画する

 わたしはいつも、1つのRTM版(元のVista)をSP1に更新するのに約90分かかる前提で計画を立てている。通常は約1時間で終了するが、計画通りに進まない場合に備えて余分の時間を確保しておくとよい。

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