Linuxが起動しないときにまず試すこと教えます

文:Jack Wallen(TechRepublic) 翻訳校正:原井彰弘
2008-01-16 18:00:00
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SystemRescueCD

 SystemRescueCDはブータブルCD-ROMに書き込まれているLinuxシステムで、クラッシュした後にシステムやデータの修復を行う目的で利用される。SystemRescueCDは管理用のタスクを簡単に実行可能にすることを目指している。そのため、ハードディスクのパーティションの作成や編集のような作業が簡単に行えるほか、多数のシステムユーティリティ(parted、partimage、fstools)や、基本的なユーティリティ(エディタ、Midnight Commander、ネットワークツール)が含まれている。

 このツールは本当に簡単に利用できることを目的としている。従って、CDからブートを行うだけで、まるでハードドライブからブートを行ったかのように何でもできてしまう。また、このシステムのカーネルは主要なファイルシステム(ext2/ext3、reiserfs、reiser4、xfs、jfs、vfat、ntfs、iso9660)やネットワークファイルシステム(samba、nfs)をほぼすべてサポートしている。

 SystemRescueCDはおそらく存在するすべてのレスキューシステムの中で最高のものだろう。なぜなら、CDからレスキューを行うだけではなく、USBメモリにレスキューシステムを書き込むことも可能だからである。

 USBメモリにSystemRescueCDを書き込むには、256MBよりも大きな容量のものが必要になる。まず、SourceForgeからISOイメージをダウンロードし、そのイメージをCDに焼こう。続いて、USBメモリにファイルシステムを作成する。dmesgコマンドを用いてドライブの名前を調べ、以下のコマンドでドライブの内容を消去する。

dd if=/dev/zero of=/dev/sda

 ここで、/dev/sdaには実際のドライブ名を指定する。

 さて、ドライブの内容を消去したら、以下のコマンドを用いてマスターブートレコードをドライブにインストールしよう。

install-mbr /dev/sda

 もしエラーになってしまうようなら、以下のように実行する。

install-mbr --force /dev/sda

 次に、partedでパーティションを作成する。

parted /dev/sda
(parted) mkpartfs primary fat32 0 100% // use help or help mkpartfs command to see help
(parted) print // check if the write was ok
(parted) quit

 これでファイルシステムが作成されたので、あとは先ほど焼いたSystemRescueCDのCDからUSBメモリにファイルをコピーすればよい。CD上でのファイル階層をそのままコピーする必要があるので注意して欲しい。

 最後に、syslinuxコマンドを以下のように用いて、USBドライブからブートを行えるようにする。

syslinux /dev/sda1

 ここで/dev/sda1には実際のドライブ名を指定する。

 これで、一日中持ち歩けるレスキュー用USBメモリが完成したわけだ。しかし、Linuxを使っているのだから、そう頻繁には使われないことを願いたい。

まとめ

 Linuxは非常に安定した環境である。しかし、そのシステム内には数多くのシステムが含まれているため、問題が生じることもある。(Linuxは相当頑強にできているので)Linuxを楽観視することは非常に簡単だが、不慮のクラッシュからマシンをレスキューする方法も知っておいた方が賢明だろう。もちろん、世界に存在するレスキューシステムは、どれもシステムを常に100%復旧することを保証するものではない。従って、大惨事から復旧するプログラムを実装して自分のLinuxサーバやデスクトップを守ることを検討した方がよいかもしれない。

  • コメント(1件)
#1 net   2008-01-17 03:09:18
今時liloのネタを出してgrubのネタを出さないのはどうなんでしょう?古い記事を見つけてきてそのまま訳しただけの手抜き感満載のエントリですね。ご馳走様でした。多分自分には参考にならないと思います。
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