Baker Ebook FrameworkでiOSアプリ型電子ブックを作成する

海上忍
2010-11-04 11:55:18
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 恥ずかしながら、コンテンツはbuilderのもうひとつの連載「Snow Leopard探索記」数回分ですが、かなり好印象です。

 App Storeで無償公開中の「5x15 in Tokyo」もよくできていますが、自作タイトルもなかなか……それでは、実際のつくり方に参りましょう。

Baker Ebook Framework Baker Ebook Frameworkを使いiOSアプリ型の電子ブックを作成してみた※クリックで拡大画像を表示
5x15 in Tokyo App Storeで無償公開中の、Baker Ebook Frameworkで作成された「5x15 in Tokyo」

あっけないほど簡単にiOSアプリが完成

 Baker Ebook Frameworkは、iOSのUIViewクラスを利用し、アプリ内にウェブコンテンツを表示します。UIWebViewクラスでHTMLを読み込み、UIViewControllerクラスやUIScrollViewクラスで画面を管理し、UISwipeGestureRecognizerなどのクラスでiOSらしいタッチ入力を感知する、といった機能を提供します。

 機能的には、少々語弊はありますが、「ローカルHTMLコンテンツの表示を前提としたSafari派生ブラウザ」に近い存在です。描画機能はSafariそのものですから、アプリ開発者は(iPadで動作する)Safari向けのページデザインを施したHTMLを用意すればいいことになります。

 iOSアプリの作成方法ですが、Baker Ebook FrameworkはXcodeのプロジェクトファイルとして提供され、プロジェクト内の「book」フォルダにあるHTMLやCSS、画像をバンドル内に含むiOSアプリを生成します。

 つまり、アプリ開発者は電子ブックというよりも「Safari向けウェブコンテンツ」を作成する感覚に近く、開発の力点もコンテンツの充実とページデザインのカスタマイズに置かれることになります。

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