ソニーやKDDIら4社連合の「電子書籍配信事業に関する事業企画会社」が示すもの

海上忍
2010-05-28 17:29:00
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 今回は予定を変更し、5月27日に突然発表されたソニー、凸版印刷、KDDI、朝日新聞社の4社連合による「電子書籍配信事業に関する事業企画会社」を取りあげます。CNET Japanでのレポートとあわせてお読みください。

ソニー・凸版印刷・KDDI・朝日新聞社による会見の様子 折しもiPad発売前日、ソニー・凸版印刷・KDDI・朝日新聞社の4社連合による電子書籍配信事業企画会社の設立が発表されました

なぜこのタイミングで会見を開いたのか

 4社合同で記者会見を開催する、という知らせが届いたのは5月27日の13時45分。案内状はソニーの広報からメールで送信されてきました。会場は芝公園にあるホテル、受付開始は16時00分からということで、横浜郊外の拙宅からドア・ツー・ドアで1時間ほどかかりますから、逆算して15時前には家を出ました。

 その案内状ですが、ソニーと凸版印刷、KDDI、朝日新聞社の連名(並び順)で、新会社設立についての共同記者会見を開催すること以外、これといった情報はありませんでした。

 ちなみに、記者会見が開かれるときには通常1週間以上前、遅くとも数日前には案内が届きます。メールで出席の可否を尋ねるだけのものもありますし、広報担当者から直接電話をいただくこともありますが、2時間ちょっと前の打診というのはあまり例がありません。

 ホテルに到着後、会見が始まるまでの時間で考えていたことは、「なぜこのタイミングか」ということです。翌日である5月28日に始まるiPadの国内販売にあててきた可能性は大きいとしても、それは5月上旬に把握できたはずです。なので新会社設立の合意に到るまで実際に難航したか、会見日時の発表を意図的に遅らせたかが理由でしょう(会場の手配は数時間では不可能かと)。私は、その両方ではないかとにらんでいます。

発表内容には情報の“出し渋り”を感じる場面も

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