国際宇宙ステーションにヒト型ロボット滞在--来夏打ち上げ、名前を募集

田中好伸 (編集部)
2012-11-29 15:26:00
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 国際宇宙ステーション(ISS)に滞在するヒト型ロボットが2013年夏に打ち上げられる。ISSの日本実験棟「きぼう」で、宇宙飛行士と自律動作や遠隔操作でコミュニケーションしたり、地上に向けて情報発信したりする。現在、名前を募集している。

 今回のロボットは、「KIBO ROBOT PROJECT」として電通と東京大学の先端科学技術研究センター、ロボ・ガレージがプロジェクトとして進めてきた。同プロジェクトは宇宙航空研究開発機構(JAXA)が公募による「きぼうを利用した社会課題解決テーマのフィジビリティスタディ提案」に採択され、2011年から1年以上検討されてきた。


宇宙用と地上用では一部カラーリングや発話内容、音声が異なるという

 ロボットは、2013年2月に完成予定。来夏にISSに向けて打ち上げられる。2013年の冬に日本人初のISS船長となる宇宙飛行士の若田光一氏とロボットが対面し、世界で初という“宇宙における人とロボットとの対話実験”をする。

 同じ仕様のロボットをもう1体作成し、地上で同プロジェクトの活動紹介やバックアップなどに活用する。同プロジェクトのウェブサイトで宇宙に滞在するロボットと地上にいるロボットの2体の名前を募集する。

 先端研とロボ・ガレージがロボットを開発し、会話の中身の作成に電通が加わる。プロジェクトには、トヨタ自動車も参画して、音声認識技術や自然言語処理でロボットの知能化を担当する。トヨタは“人との共生”を目的にする「トヨタパートナーロボット」開発や対話型サービスのための技術やデータを目的に、プロジェクトに参加する。

 ロボットの名前は、2013年1月10日まで募集する。名前が採用されると、ペアで来夏の打ち上げに立ち会うことができる。打ち上げ場までの往復交通費と宿泊費は事務局が負担する。

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