NTTデータと楽天、アジャイル開発人材育成プログラムを共同で開発

田中好伸 (編集部)
2012-11-02 17:41:00
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 NTTデータと楽天は、両グループの従業員を対象としたアジャイル開発人材育成プログラムを共同で開発、12月から同プログラムを利用した研修を開始する。11月2日に発表した。

 アジャイル開発の代表的な手法のひとつである「スクラム開発手法」で、必要不可欠な意思決定責任者“プロダクトオーナー”育成のための研修を開発する。NTTデータと楽天が研修コンテンツを開発、NTTデータユニバーシティが研修サービスを運営する。

 スクラム開発手法は、“スプリント”と呼ばれる1週間から1カ月の期間で動作するソフトウェアを漸進的に開発していくことで、早期に顧客に提供できる管理フレームワーク。シンプルで分かりやすく、欧米でのアジャイル開発で最も採用されている手法であり、日本国内の企業でも採用されつつあるという。

 プロダクトオーナーは、スクラムでの役割のひとつであり、ソフトウェアの総責任者になる。ユーザー企業の意志の代表としての役割を担うとともに、投資対効果(ROI)などのビジネス視点でユーザー企業にとってのソフトウェアの価値を最大化する責任と役割を果たすという。

 研修は1回2日間。2013年3月末までに2回実施する予定。両グループの主に新規サービス企画立案に携わる従業員を対象にしている。カリキュラムは、プロダクトオーナーの役割に関する講義が提供されるとともに、実践演習も行われる。組織にスクラムを導入するためのグループ討議なども予定している。

 両グループであわせて2012年度は60人、2013年度には180人の従業員への研修参加を目指している。今後は、スクラム開発手法の研修の充実をはじめとして、アジャイル開発人材の育成を強化していく。将来的には外販も視野に入れて検討していく。

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