プログラマーになるための5つのヒント

文:Justin James(TechRepublic) 翻訳校正:石橋啓一郎
2010-02-19 15:55:04
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 TechRepublicのメンバーsteven.balderrama氏は、掲示板に彼がプログラマーとしてのキャリアを始める準備が出来ているかどうかを尋ねる質問を投稿した。彼はC#の自習に多くの時間を割いており、それにはLINQ to SQLなどの進んだ技術も多く含まれ、今度はWPFを勉強し始めている。それに加え、彼は現在ネットワーク業界で働いており、すでにIT業界の一般的な困難や恩恵、仕事場での振る舞い方についても馴染んでいる。彼が提示した情報に基づいて、私は彼が開発業界に飛び込む準備が出来ていると判断した。そして、以下は彼が目的を達成するための私の提案だ。

基礎を学ぶ

 プログラミングを自習した人には、基礎に盲点がある場合が多い。プログラミングを自習しようという人の意識には、「今何かをしなくては」という気持ちがある。こういう姿勢は素晴らしいものだ。ただ、残念ながら、新しいことを学びたいという気持ちは、特に基礎的なことになると、歩くより早く走りたいという意識につながる(私は自分の体験からこれを学んだ)。これが、自力で学んだ開発者に時々悪評がある理由だ。

 従って、プログラミングの基礎をしっかり固めるようにすべきだ。この基礎には、変数の命名方法、適切なプログラムの構造、どういうものをアプリケーションではなくライブラリにすべきか、といったことも含まれる。典型的な「○○言語入門」といった本では、一流の開発者になるのに必要な、問題解決の方法については、たいていの場合簡単に済ませてしまっている。私は、「Structure and Interpretation of Computer Programs」(Harold Abelson、Gerald Sussman、Julie Sussman著、邦題は「計算機プログラムの構造と解釈」)といったものを学ぶことをお勧めする。この本は、長い視点で見れば成長を加速してくれるだろう。

より多くのプロジェクトに関わる

 あなたは他の人に見せることのできる人事アプリケーションを開発したと述べていたが、それは素晴らしいスタートだと思う。より多くの経験を身につければ、就職の際の武器になるだろう。

 私はまた、オープンソースプロジェクトへの参加や、地域の非営利組織に参加してその組織の役に立つソフトウェアを書くことをお勧めしたい。これには、次のような恩恵がある。

  • 仕様に基づいたアプリケーションを作ることを経験できる。
  • 維持管理を含む、開発ライフサイクル全体に関わる経験を得られる。
  • チームの一員として働くことができる。
  • バージョン管理、ドキュメンテーションなどの、「基本的な作法」を学ぶことができる。
  • 達成感を得られるため、やる気を維持することができる。
  • 履歴書にプログラミングの経験として列挙することができる。

賃金カットを受け入れる

 今や経済が破綻していることは誰もが知っている。私が常に耳にしている一般的な問題は、仕事があるにはあるのだが、支払いがよくないというものだ。多くの雇用者は従業員の給与を低い水準で据え置きしており、給与水準を「リセット」している。

 あなたの競争相手になるのは、あなたの経験水準から言って、最近大学を卒業した人たちだ(その多くは卒業から何ヶ月も経っても職を見つけられないでいる)。それに加え、最近大学を卒業した人の多くは、経験者のような経済的な条件を持っておらず、学校を出てから長い時間経っている人のように、住宅ローンや養う家族、自動車の支払いなどもないため、より低い賃金で働いてもいいと思っているし、実際に働くことができる。

 さらに、入門レベルの地位は、もっともオフショアの影響を受けやすい立場でもある。開発業界のトレンドとして、キャリアの最初の5年間は残念ながら非常に苦しいものになる。

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