どの言語を学ぶべきか迷っているあなたへ--新人プログラマーへの助言

文:Justin James(TechRepublic) 翻訳校正:石橋啓一郎
2009-12-04 10:10:01
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 私はよく、開発に使うプログラミング言語をどう選べばいいかという質問を受ける。これは、特に開発の分野で経験が少ない、あるいはまったく経験がない人にとっては、もっともな質問だ。「XYZ言語を使えばいい」と答えてしまいたい誘惑に駆られることも多いのだが、ここでは作業に使う言語の選びかたについての考え方を説明することにしよう。

 もし、どのプログラミング言語を学ぶか考えているのなら、次の5つの質問に答えてみて、自分のニーズに対する正しい判断をすべきだろう。

なぜプログラミング言語を学ぼうと思うのか

 プログラミング自体を学ぶことが目的なのであれば、基本的な原理を教えてくれる言語、例えばLisp(あるいはScheme)を選ぶのがいいだろう。RubyやSmalltalkもいいかもしれない。基礎的な言語として、プログラミングを教えるために特にデザインされた優秀な言語が数多くある。主流になっている開発言語は避けて、それらの教育用の言語を探し、ワークブック、教科書、その他の効果的に勉強するためのトレーニング資料がそろったものを見つけるといいだろう。

 もし、よりよいプログラマーになろうとしているのであれば、これらの教育用言語はやはり非常に役に立つだろう。あるいは、主流ではない言語を試してみるというやり方もある。特に、その言語が今使っている言語とは異なるパラダイムを使っているのであればなおいいだろう。

 もしキャリア形成をしたいのであれば、市場動向に合わせて判断する必要がある。まず自分がやりたい仕事の求人広告(仕事の種類、場所、給料、必要な経験のレベルなど)を探すことだ。それらの求人広告の必要スキルにどのような言語が出てくるかを調べ、それを学ぶ必要がある。もし自分がその言語や環境ではやっていけないと思うのであれば、自分のキャリアのゴールを再考する必要があるかも知れない。

 もし、ただ楽しみたい、あるいは個人的なアプリケーションを作りたいというのであれば、何でも好きなものを学べばいい。

どのようにプログラミング言語を学ぶか

 学習の計画やスタイルも、プログラミング言語の選択に影響する。例えば、もし教室で学ぶのが一番効率がいいのであれば、学びたい言語の教室が開かれていることを確認すべきだ。多くの主流から外れた言語では、本でさえ、あまり選択肢はない。

 何はともあれ、その言語のオンラインコミュニティに馴染めることを確認した方がいいだろう。次のようなことを考えてみた方がいい。そのコミュニティは新人をどう扱うか?質問に答えてもらえないことは多いか?質問から適切な資料にたどり着くための、いい仕組みは用意されているか?

 最後の問題に関しては、その資料がよいものかどうかという問題もある。資料に乏しいプログラミング言語の場合、コミュニティに頼らざるを得ず、人を助けようとしないコミュニティしかなければ、すぐに諦めざるを得なくなるだろう。

そのプログラミング言語をサポートするツールセット、ライブラリ、フレームワークには何があるか

 一部の人は、特別に作られたIDEで作業をするのを非常に好む。基本的なテキストエディタで完全に満足している人もいる。どちらのスタイルの場合も、その言語をサポートしているツールがあることを確認した方がいい。例えば、普通のテキストエディタを使うのが好きな場合でも、エディタでその言語のフォーマッティングや色付けがサポートされているかどうかは確認したいと思うはずだ。同様に、自分が目的とするアプリケーションを支える、その言語のライブラリやフレームワークについて確認しておくべきだ。例えば、科学的なアプリケーションについて作業をしようとしているのであれば、基本的な数学ルーチンを実装するのに時間を無駄にしないよう、数学ライブラリがあるかどうかを調べておいた方がいいだろう。

  • 新着記事
  • 特集
  • ブログ
このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]