自らと同等の立場となる人材を採用するための面接において、応募者に問うべき質問

文:Toni Bowers(TechRepublic) 翻訳校正:村上雅章・野崎裕子
2009-11-25 10:32:01
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 TechRepublicのメンバーである1人のITプロフェッショナルから、筆者の元に相談の電子メールが届いた。その内容は、上司から自社の顧客サービス技術担当のプログラマー/マネージャーの採用面接に同席するよう指示されたのだが、どのようにすればこういった面接に貢献できるのだろうか、というものだった。

 彼のメールには以下のように書かれていた。

 このメールを書いているのは、あなたから採用面接に関するティップス、あるいは面接時において私の部門や応募者が担当することになる部門にとって適切な質問の例を教えていただけないかと思ってのことです。面接担当者の1人には社内システム/ERPマネージャーがおり、その人はプログラマーでもあるため、プログラミング関連の質問を行うことができます。一方私は、どのような質問をすれば、自分の担当(ネットワーク)部門と応募者のスキルセットを関連付けられるのかが分かっていません。また、応募者が採用された暁には、私と同じ立場になるのですが、そういった状況における適切な質問というものも分かりません。

 まず、採用プロセスに携わるよう上司から依頼されたことについて、誇らしく感じてよいということを言っておきたい。上司があなたの判断能力に信頼を置いていることは明らかだ。また、応募者を適切に評価するためには、その応募者に何を求めるのかが分かっていなければならないということは、あなたも理解していることだろう。

 プログラミング関連の質問は、他の面接担当者に任せておけるというのであれば、あなたはソフトスキルのような、より一般的なことがらに焦点を当てるのがよいだろう(例を挙げると、「あなたは自らが細部に気を配ることのできる人間だと思っていますか?」や「業務の顧客管理面についてどのように対処しようと考えていますか?」といった質問である)。

 一般的な質問を投げかけ、その答えを客観的に分析することで、相手の能力や態度、仕事に対するモラルなどが見えてくる場合もある。例えば、これまでに経験した最悪のプロジェクトについて尋ねたり、その際に問題をいかにして克服したのかを尋ねてみるとよい。ストレスにいかに対処したのかを知ることで、同僚となった際に期待できることが分かるはずである。

 この応募者はあなたと同等の立場で働くことになるため、これまでネットワーク部門とどのように連携してきたのかを尋ねるのもよいだろう(「私は相手のレベルにまで自分をおとしめるようなことはしません」という答えが返ってくれば、それは判断材料になるはずだ)。

 職場の文化に馴染むかどうかも重要である。採用が決まれば共に働くことになるあなたを面接に参加させているのは、あなたの上司もそのことを分かっているためだろう。あなたの職場の文化は厳しいものなのだろうか?応募者が最も力を発揮できるのは、のんびりした環境なのか、それともプレッシャーあふれる環境なのかを本人に尋ねてみるのもよいだろう。ともかく、筆者がここで言いたいことは分かってもらえたはずだ。技術的な質問は応募者を評価するうえでの一助でしかない。このため、そういった質問にとらわれる必要はないのである。

 私の答えは以上であるが、読者の皆さんもこの質問について考えていただき、素晴らしいアイデアがあれば是非ともコメント欄に書き込んでほしい。それではみなさんのご意見をお待ちしている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ

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