入社を決断する前に企業文化を見極めるための方法

文:Toni Bowers(TechRepublic) 翻訳校正:村上雅章・野崎裕子
2009-08-24 08:00:00
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 あなたには、企業の採用面接でその企業文化について誤解させられたという経験はないだろうか?本記事では、入社を決断する前に企業の真の姿を見極めるうえで役に立つティップスを紹介する。

 私の働いてきた企業のなかには、面接時にはごく普通の会社だという印象しかなかったものの、入社してみるとまったく違っていたというところがあった。そこでは、社員同士や部門同士が激しくいがみ合っていたのである。しかしそんな会社でも、皆の心が1つになることが1つだけあった--社員全員が社長をひどく嫌っていたのである。

 その会社における私の上司は社内恋愛中であり、相手の女性は1日に何度も私の席の横をわざわざ通り、こちらを睨みつけることを日課にしていた。私の上司はどんな人だったのかって?彼は、その会社に入社する前に暴力事件で服役していたという経歴の持ち主だったのである。この事実のせいで、上司とのやり取りは息の詰まるようなものになってもおかしくなかったところだが、実際のところ彼は私に対して2言以上の言葉をかけることも、指示を出すこともなかったのである。このため私は6カ月の間、造りの悪い建物を吹き抜ける冷たいすきま風を堪え忍ぶために、熱い紅茶の入ったコップを両手で抱えながら机に座っているだけの日々を過ごすことになったのである。

 問題は、面接官や、私が話した何人かの社員が皆、普通の友好的な人に見えたというところにある。実際のところは、社員が自社の悪い点を口にすることなどないはずである。そんなことが上司の耳に入っては困るからだ。しかし私には、「この会社はやめておいた方が身のためだよ」と囁いたり、どくろマークの記されたメモをこっそり渡してくれるような親切な人がいてもよかったように思えるのである。

 まあ、これは応募者が用心しなければならないことを示す極端な事例である(と思いたい)。しかし、入社を決断する前に、そして手遅れにならないうちに、本当の企業文化について知るにはどうすればよいのだろうか?

 以下に紹介するのは、転職サービスに積極的に取り組んでいる大手キャリア支援企業Keystone PartnersのマネージングパートナーであるElaine Varelas氏による、企業文化を40分以内に見極めるためのティップスである。私はこれを読み、あの頃に知ってさえいればという気持ちになった。

面接の前に

 自らのネットワークを使う:LinkedInやJigsawといったネットワーキングツールを用いて人脈をたどり、あなたが就職を希望している企業の元社員、あるいは社員の知人のなかで、その企業文化について教えてくれそうな人を探す。

  • 就職希望企業の現役社員を自らのネットワークに招待し、その企業に関する率直な感想を述べてもらう。
  • 就職希望企業のウェブサイトにアクセスし、社員の声が掲載されているかどうかを確認する。掲載されている場合、それには本音が現れているように感じられるだろうか、それとも建て前に感じられるだろうか?
  • コメント(1件)
#1 anonymous   2009-08-24 13:00:49
もっとシンプルな「入社を決断する前に企業文化を見極める方法」は、海外であればglassdoor.com、国内であればvorkers.comなど、社員・元社員の企業評価コメントがデータベース化されているサイトを見ると便利ですよ。
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