履歴書で避けるべき陳腐な言い回し10選

文:Toni Bowers(TechRepublic) 翻訳校正:村上雅章・野崎裕子
2009-08-10 08:00:00
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 履歴書を作成する際には、ありふれた言い回しを用いてしまいがちである。そこで本記事では、今や陳腐化しているため、絶対に使うべきではない言い回しを10個紹介する。

 筆者は先日、人事分野で25年のキャリアを持ち、Fortune 500に入る企業でバイスプレジデントを務めたこともある人物として尊敬されているLiz Ryan氏のコラムを偶然読む機会があった。そこには、ぎくりとさせられる内容が書かれていた。そのコラムでは、履歴書に書いてしまいがちな陳腐な言い回しが列挙されていたのである。こういった言い回しは、Ryan氏が言うところの「語彙に問題を抱えている人」の証であると見なされているにもかかわらず、多くの人がそのことを知らずに当たり前のように使ってしまっているのである。

 これらの言い回しを紹介するにあたり、なぜ使用すべきでないのかを先に説明しておきたい。あなたには、ビジネス上の決まり文句しか出てこない企業幹部のスピーチを延々聞かされた経験があるだろうか?こういったスピーチでは「シナジー」や「パラダイムシフト」、「付加価値をもたらす提言」といった言葉が延々と綴られ、しまいには手近にある尖った物で自分の身体を突き刺したくなる衝動に駆られるのである。このようなスピーチに価値があるとすれば、それは自らが持っている特殊能力を再確認できるということだけだろう。その能力とは、極端に退屈な環境下で自らを植物状態にできるというものである。

 スピーチにおける決まり文句は、創造力に満ちあふれていない人間にとっての杖とも言える存在である。とは言うものの、決まり文句を多用することで、それらは何の意味も持たなくなってしまうのだ。

 あなたが履歴書で何よりも訴えかけたいこととは、自らが新たなアイデアを生み出せない人間であるということなのだろうか?そんなことはないはずだ。また、採用担当者によってこういった陳腐な言い回しを斜め読みされた挙げ句、チャンスを与えてもらえないということも避けたいはずである。こういった理由により、履歴書では以下のような言い回しを避けるべきなのである。

  • 結果重視型のプロフェッショナル
  • 部門横断的なチームでの経験
  • [x]年以上の実務経験を積んでいる
  • 優れた(あるいは素晴らしい)コミュニケーションスキル
  • 高い勤労意欲
  • 期待に違わない、あるいは期待以上の働き
  • 優れた実績
  • さまざまなレベルのスタッフと協力して仕事を行える
  • 協調性がある
  • 常に企業利益を意識する

 つまり、上記の内容を主張できる、より優れた表現を見つける必要があるというわけである。結局のところ、自分のことを結果重視型のプロフェッショナルだと思っていても、それが事実であるとは限らないのである。このため、ありのままの結果を書いてはどうだろうか?優れた実績がある?誰の基準で優れた実績なのだろうか?「実績」があるというのであれば、その具体的な内容を挙げるべきではないだろうか?

 期待に違わない、あるいは期待以上の働き?誰の期待なのだろうか?この通りの先にある喫茶店の店員の期待なのだろうか?そうではなく、不可能と思えるようなスケジュールと予算のプロジェクトを率いた時のことについて語るべきなのである。

 ここまで書けば、筆者の言いたいことは判ってもらえるはずである。

この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 原文へ

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