20万人を突破した「ORACLE MASTER」--クラウド時代に輝く技術者のために

大川淳
2009-07-14 15:57:01
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職場や自宅で受けられるLive Virtual Class

 日本オラクルではこの4月から、ネットを介してどこからでも研修を受けることができる「Oracle University Live Virtual Class」を開始している。Oracleの最新技術や情報を必要としている人々は首都圏だけにいるわけではなく、地方にも少なくないことが背景にある。

 同社は4月に開催した「Oracle OpenWorld Tokyo 2009」で「Live Virtual Class」の無料体験コースを設置したところ、「およそ1000人が参加した。Live Virtual Classがターゲットとしているのは、地方のエンジニアや工場など、首都圏からやや距離がある場所にいる方々。しかし、アンケートの結果を見ると、Live Virtual Classは出張費用がかからないので、会社から受講の許可が得られやすいようだ」(同)との状況で、これもORACLE MASTER取得を支援するための有効な手段となりそうだ。

 また、Oracle OpenWorld Tokyoでは、Plutinumの取得がもたらす効果をセミナーで紹介した。ある企業のIT部門の要員がPlutinumを取得した後、システムトラブルの発生率が下がり、トラブルシューティングにかける時間も格段に減ったという。

 同社オラクルユニバーシティ ビジネス推進部 シニアディレクター 杉山真理子氏は、「Oracle製品は利益に直結する部門で使用されることが多く、システムを止めるわけにはいかない。ビジネスの継続性が売上の生命線になっている」と述べている。

 「百貨店やスーパーマーケットなど現実の店舗より、eコマースのウェブサイトの方が成長性が高くなるような時代にシステムが止まれば、売上も止まってしまう」(同)からだ。だからこそ「システムそのもの堅牢性をより高くしなければならないが、それに携わる人材の重要性ももっと上がっていく」(同)ことになる。

クラウドの時代、技術者の重要性はいっそう高くなる

 今後、いっそう普及するといわれるクラウドコンピューティングでは、基本的に企業が自社でシステムを保有しなくてもすむようになる。そんな時代には、技術者の位置づけはどうなるのか。岩田氏はこう語る。

 「Oracleも実はすでにクラウドコンピューティングを採用している。米国オースティンにあるデータセンターに、比較的廉価なサーバー群を配置し、世界各国にサービスを提供しているが、これを支えているエンジニアは欠かせない存在であり、より重要になってくる」(岩田氏)

 同社は「クラウドや仮想化技術が重要になるこれからの時代、技術者に要求されるスキルセットはいっそう高くなる。ORACLE MAMSTERは、それらとの親和性が高い」(杉山氏)と考えている。

 同社は8月5日に「Oracleマスター感謝祭」を開催し、ORACLE MAMSTER限定セミナーとして「ORACLE MASTER 200,000 Anniversary『次世代のORACLE MASTERへ』」を実施、クラウドコンピューティングが広がろうとする時代に、技術者やORACLE MASTERにはどのようなものが求められるか、などを解説する。

 岩田氏はORACLE MASTERの今後の方向性について、「取得者がシステム管理者になったり、若い人たちに教える立場になったりという流れがあり、その後にまた新たな取得者が入ってくるわけで、上位からエントリまでの比率は一定になっていくのではないだろうか。エントリレベルの層が少なくなる、いわば少子化の構造にはなってほしくない。ブロンズで、まずマスターのファンになってもらって、そこから上位を目指す方が増えてほしい」と語った。

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