俳優経験者が指南する「人前で上手く話すためのティップス10選」

文:Jack Wallen(Special to TechRepublic) 翻訳校正:村上雅章・野崎裕子
2009-07-01 08:00:00
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#9:ウォーミングアップを行う

 あなたの発声器官を制御する筋肉というものは、身体の他の筋肉と同じである:冷えきった状態ではうまく機能しないのだ。このため、ベッドから起き、着替え、コーヒーを飲んだだけでスピーチを行った場合、問題が引き起こされることになるはずだ。そうではなく、あなたの発声器官も準備万端の状態にしておくのだ。スピーチでは、普段よりも長い時間話し続けることになるはずである。しっかりと準備しておかなければ、喉が痛くなる(あるいは、1カートン分のタバコを一気に吸った後のような声になる)おそれがあるのである。発声器官のウォーミングアップとしてお勧めの方法は、ハミング(低〜中音階の1音だけでも十分だが、シンプルなメロディーや音階でもよい)と早口言葉の2つである。発声器官の準備を十分に行うための優れた早口言葉として「The big black bug bled blue-black blood」(大きな黒い虫が青黒い血を流した)がある。これをしばらくの間繰り返せば、聴衆を圧倒する準備が出来たことになるはずだ!

#10:言葉と言葉の隙間を無理に埋めようとしない

 スピーチをしている人や、面接を受けている人が、無意味な言葉を発しながら考えをまとめているのを見て、彼らの話に耳を傾ける気が失せたという経験があなたにもあるだろう。筆者が、あ〜、何のことを言っているのか、え〜、判ってもらえるはずである。そうだろう?こういった無意味な言葉からは、プロらしさのかけらも感じ取ることができないのである。言葉と言葉の隙間を「あ〜」とか「う〜」といったうめき声や、あせりの言葉で埋めるのではなく、思考あふれる「沈黙という間」で埋めるのである。信じられないかもしれないが、こういった「間」は、あなたが感じているほど長くないのである。そして、そういった沈黙があったとしても、聴き手(1人の場合でも大勢の場合でも)に対して訴えかけたいというあなたの熱意を彼らが実感している限り、彼らはあなたの言葉に耳を傾け続けてくれるのだ。要するに、言葉と言葉の隙間を「あ〜」や「う〜」「え〜」といった無意味な言葉で埋め、聴き手の集中力をそいではいけないのだ。沈黙を活用することで聴き手の注意を引き付けながら、話を進めていくべきなのである。

この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 原文へ

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