
俳優経験者が指南する「人前で上手く話すためのティップス10選」
#6:良い印象を与える服装を選ぶ
筆者の20年に及ぶ俳優としてのキャリアの中で、オーディションに臨む際に着ていった服の種類は数えるほどしかなかった。これには2つの理由がある:縁起かつぎとルックスだ。役を射止めるうえでプラスに働いたと思える洋服は、大事にしまっておくよりもまた着ようと思うのである。では、こういったことが実際にどう役に立つのだろうか?講演や面接、集会などの用途に合わせて、自分が一番格好良く見える服装(自分自身にとっても、聴き手にとっても)を選ぶのである--自分が格好良いと感じられるのであれば、自信も湧いてこようというものだ。このため、普段着のコットンパンツにオックスフォードシャツにしておこうなどという発想ではいけないのである。大切な人に意見を仰ぎ、自分の格好良さを引き出せるという「確信」が持てる適切な服装を選ぶのだ。こういった自信を持つことで、あなたの話し方は大きく変わってくるはずである。
#7:理路整然かつ明瞭に話す
あなたも、理解しづらい話し方をする人に出会ったことがあるはずだ。しばらく話を聴いた後、あなたはどんな行動をとるだろうか?その人の話には耳を貸さなくなるはずだ。また、相手のことを面白くない人間だと判断したり、話している内容についてよく判っていないと判断することもあるはずだ。つまり、あなたが聴衆に理解できないような話し方をした場合、あなたが世界一賢い人であったとしても、聴き手は耳を貸さなくなってしまうということなのである。これには例外もある(スティーヴン・ホーキング博士を思い出してほしい)ものの、たいていの場合、理路整然かつ明瞭に話す人は、そうでない人よりもずっと高く評価されるのだ。
#8:よく聞こえる声で話す
この項目は上記7番と関係している。あなたの声が聴き手まで届かなければ、あなたの言葉は彼らの耳に入らないのである。あなたが柔らかい声の持ち主なのであれば、この問題で苦労するということは判るはずだ。そしてほとんどの人は、大衆を前にすると普段よりも声が柔らかくなる傾向があるのである(これも、緊張の影響がさまざまなところに現れるという一例である)。そこで、あなたをこの問題から救う方法を紹介しよう。スピーチの予行演習を行う際には、ただ誰かに聴いてもらうだけではなく、部屋の後ろの方に立ってもらうのである。そして、あなたの声が聞こえない場合にはその旨を知らせてくれるよう頼んでおくのだ。さらに、これをゲームに仕立て上げることも可能である。聴き手にスポンジ製の弾を発射するオモチャの銃を持たせ(1990年代のドットコム全盛期を思い起こすのだ)、あなたの声が聞こえなかった場合にはそれで撃ってもらうのだ。
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