IT業界における有力資格10選

文:Erik Eckel (Special to TechRepublic) 翻訳校正:村上雅章・野崎裕子
2009-01-07 08:00:00
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

#9:CISSP

  Security+に関する説明(上記3番)でも触れたように、セキュリティの重要性はますます増してきている。企業の目標や製品、サービスにかかわらず、セキュリティは最優先事項なのである。

 「Certified Information Systems Security Professional」(CISSP)を実施している(ISC)²という組織はこの資格を、ベンダー中立の立派なセキュリティ資格に育て上げることに成功した。フルタイムで5年以上の実務経験を有するIT技術者をターゲットにしており、米国規格協会(American National Standards Institute:ANSI)の認証を受けているCISSPは、業務やネットワーク、機器のセキュリティに関するスキルに加えて、リスクを管理する能力や、セキュリティに関連したコンプライアンスやその他の事項に対する理解を証明する資格として国際的に認知されている。

#10:Linux+

 私が10年前にMicrosoftの資格を目指していた頃、Linuxの重要性について数人の通信技術者と議論したことを覚えている。彼らは、私がMicrosoftテクノロジの学習に投資していることを嘲笑した。彼らはLinuxがWindowsに取って代わると確信していたのである。

 そんなことは起こらなかった。とは言うものの、Linuxは市場における存在感を増し続けている。また、オープンソースは代替プラットフォームとして重要な存在になっている。Linuxに関するスキルを有しており、自らのスキルセットを正式に認めてもらいたいと考えるIT技術者は、CompTIAの「Linux+」を履歴書に記述できるようにするのが良いだろう。

 ベンダー中立の資格であるLinux+は、Linuxのクライアントやサーバに関する基本的なスキルを証明するものであり、6~12カ月以上のLinux実務経験を有しているIT技術者をターゲットにしている。Linux+はベンダーに中立であるだけではなく、ディストリビューションにも中立なものとなっている(つまり、受験者の管理しているシステムのディストリビューションがRed Hatであろうと、openSUSEであろうと、あるいはUbuntuであろうと、試験対象となっているスキルは十分に通用するものなのである)。

資格の価値に関する議論

 IT技術者はたいていの場合、資格の価値について論じる際に強固な立場をとる。本記事で採り上げた資格は10個しかない。つまり、HIPAA資格(CHPやCHSS、CHA)や、Sarbanes-Oxley(SOX)資格(CSOXやCSOXP)など、定評のある資格や、一般的な資格の多くをこのリストから外さざるをえなかったということになる。また、VoIPプロバイダーやPCメーカー、Red Hat、そしてAppleなどの実施している他の重要な資格も、このリストには含まれていない。

 あなたが有力資格を10個を挙げるとすれば、上記のどの資格を外し、代わりにどのような資格を入れるだろうか?その理由とともに、コメントとして投稿してほしい。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]