ミクシィ技術顧問曰く、フリーの開発者はその他大勢に埋もれてはいけない

大川淳
2008-10-14 12:25:01
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表に出よう

 「会社が傾いたり、部署ごとなくなったりすることもある。2年間は無収入でも耐えられるくらいの蓄えをもっていること」が理想と説いたうえで、「転職は目隠しをしてジャンプするのに近い」と話す。

 その会社にはどんな人々がいてどんな働き方ができるのか、「そういう情報はなかなか出回らない。ネットやメーリングリストより、社外のオープンな勉強会などで実際に顔を合わせると、本来オフレコの話も出てくる。他社の人たちとの接点は、転職の際のよい情報源になる」という。

2割を読んで全体を理解する

 キャリアップのためには修練が必要になるが、人間の使える時間は24時間に限られている。

 「何かを選択し、フォーカスしていかなけばならない。だが、目標を決めるのはけっこう大変で、若い人たちは必ず迷う」。では、どうすればよいのか。

 「何々について、自分ができたらいいなと思ったら、それが目標になる」という。

 技術を習得するには秘訣がある。

 「全体は読まず、2割の要点を理解すればわかる。8割は核心ではないとの例が多い。全体の大きな流れがわかれば、分岐していく部分は後回しでも良い。新しい技術が出てきても、誰かが価値のある部分をまとめてくれるので、それをおいしく頂けば良い。いち早くなくても十分だ」。

 自分を向上させていくために重要な点として、小山氏は以下のように述べた。

 「少しずつ負荷を高めていくことだ。一定以上の負荷がなければ、人はパフォーマンスのアップはできない。まずは基礎体力がないといけない。だが、高負荷が続くと、逆に能力は低下する。徹夜の繰り返しなどは良くない」。

 これらは同氏が最近関心を持って「買いあさっている体力づくり、トレーニングの本」から拾い出したことだという。

 「能力向上は少しずつしか進まないが、落ちるときは一気だ。勉強でも同じ」。

 「新規性や独自性も大事」だ。

 「少しだけ、新しい視点を盛り込むだけでも良い。誰かがやればできるはずということであっても、誰もやっていないことがある。それを実際に自分がやってみる。そういうことはけっこうころがっている。その他大勢に埋もれないで、そこから抜け出してきてほしい」と、小山氏は結んだ。

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