まつもとゆきひろ氏が語る「仕事の楽しみ方」

大川淳
2008-10-14 11:00:00
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 パソナテックが設立10周年を記念して開催した「パソナテックカンファレンス2008」。10月11日は「エンジニア、クリエイター祭 あなたの未来を考えるためのヒント満載! 〜表・裏すべてみせる12セッション〜」と題し、エンジニアやクリエイター向けに、12の講演、パネルディスカッションが行われた。

 11日冒頭のメインセッションでは、プログラミング言語「Ruby」の開発者として知られるネットワーク応用通信研究所 フェローのまつもとゆきひろ氏が「『まつもと的仕事の楽しみ方』のここだけ話」との表題で登壇、「エンジニアとして楽しく働くには、どうするべきか」を軸に、同氏の体験を基に成功するための「ヒント」を語った。

まつもとゆきひろ氏 まつもとゆきひろ氏

まず、己を知り、戦略を立て、行動すべき

 景気の不透明感がいっそう強まる現在、企業に右肩上がりの業績・成長を期待できない。こうした時代に個人ができることはなんであろうか?

 「黙っていても業界や市場が伸びていた時代には特に何も考えなくてもそこそこいけたが、現在は戦略がなければ生き残れない。まず、己を知ることが重要になる。自分は何が得意で、何が欠点なのか。妥協できること、譲れないことは何か」を明確に判別するべきだと、まつもと氏は指摘する。同氏の場合、大都会になじめず、現在は島根県に在住している。これはどうしても妥協できないことだった。

 楽しく仕事をするためにも「自分を知らなければならない。自分にとっての幸せとは何か。金持ちになる、世間から評価される、有名になる、好きなことをやっていられるだけでよい、という例もあり、人によって異なる。暖かい家庭を築く。田舎で暮らすこと」などいろいろある。

 そこで「目標を決め、戦略を考え、これにしたがって行動すれば、幸せになる確率は高くなるのでは」という。仕事が楽しくないのは、これらが不明確だからだというわけだ。

機嫌がよく、コミュニケーション上手であれ

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