面接で嫌われる3つの振る舞い
文:Toni Bowers 翻訳校正:石橋啓一郎
2008-09-30 08:00:00
求職者によくある間違いは、面接官はなんらかの透視の力を持っていると思いこむということだ。彼らは、面接官は魔法のように彼らの持つ資質をくみ取ってくれるので、特定のイメージを無理に押し出そうとする必要はないと思いこんでいる。しかし、努力をして面接官の期待に応えるような振る舞いをしなくてはならないというのが冷たい現実だ。そして、以下のような振る舞いは避けた方がよい。
- 下手な非言語的シグナルを発しない。これは月並みなことだが、固い握手としっかりしたアイコンタクトは、本当によい印象を与えるものだ。もちろん、もしそれができないような身体的な問題があれば、握手については例外になる。しかしそうでなければ、ベストを尽くすべきだ。これにどんな心理学が働いているかは説明できないが、力のない握手は弱さと結びつけられがちのようだ。そして、弱さがその仕事の必要条件でない限り、そんな印象を与えてしまったらおしまいだ。また、多くの人が自分はシャイなのでアイコンタクトができないと言うだろう。それは理解はできるが、それが正しいことかどうかはともかく、面接官に仕事に耐えられない人間だというサインを見せないようにし、正しく評価してもらうための準備をすべきだ。もし、私の母親が私に「背筋を伸ばして座りなさい」という度に5セントもらっていたとしたら、今頃は何もしなくても自分の島を持っていたことだろう。しかし、ここで言わせて欲しい。「背筋を伸ばして座る」といったことには何か重要なことがある。私は1人の管理職として、もし面接している相手が椅子にだらしなく座っていたら、仕事には興味がないのだろうと思う。私の仮定は正しくないかもしれないが、それでもそれが私の下す判断だ。
- 話しすぎたり、話し足りなかったりしない。面接のこの側面が、もっとも心の知能指数(他人が無言のうちに発している手がかりを読む能力)の影響を受ける部分かも知れない。面接官の目をよく見ることだ。もし、1つの質問に答えるのに20分もかけてしまい、面接官がそわそわしたりあくびをし始めたりしたら、話をまとめた方がいい。一方、もしあなたが質問に答えた後に面接官が沈黙したら、それは面接官がもっと話して欲しいと思っているということかもしれない。
- 質問をしない。私は、面接官に何か聞きたいことはないかと言われるのが嫌いだった。質問ができるほど面接から情報が得られない場合もあるだろう。面接官が十分に仕事や会社についての説明をしてくれたので、特に聞くことはないと思う場合もあるだろう。一番いい質問は、面接中に面接官が言ったことに直接関係するものだ。これによって、あなたが話を聞いていたということを示すことができる。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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