この夏あなたがやったであろうこと

文:Deb Perelman 翻訳校正:石橋啓一郎
2008-09-05 08:00:00
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 春、秋、冬は学校で、夏は自由という子どもが体験する季節のパターンは、成長して仕事の世界に入っても体に染みついており(もし子どもがいればそれに拍車がかかることになる)、それが上司も少しだけ動かす。誰もが夏には少しリラックスする。

 周りに人が少なくなって、張り切ろうとしても仕事をすることが難しくなり、好天はビーチでの週末や休暇を夢見させがちだ。

 この夏、次の週の「学校に戻る」前に、以下のようなことをやったのではないだろうか?

  • オリンピック観戦:NBCが8月最終週に発表した推定では、今回のオリンピックは史上もっとも多くの人が見たテレビのイベントとなり、17日間に渡って夏のオリンピックの少なくとも一部を見た人は2億1400万人に達するとという。開会式だけに限れば、地球人口の3分の1近くにあたる20億人の人が見ており、10人に1人は職場から見たとあけすけに言っている。おそらくあなたもその1人だったのではないだろうか。
  • いつもより長い時間働いたが、あまり仕事が進まなかった:Bureau of Economic Researchによれば、1983年には賃金が低い労働者の方が長時間働いていた。20年後、この傾向は逆になり、今では高給取りの労働者の方が長時間働いている可能性が倍になった。ただし、統計など見なくても、長時間働いても仕事の成果はさほど大きくはならないことはわかるだろう。長い時間オフィスにいるからと言って必ずしも生産性が高いとは言えず、疲れた従業員は最高の状態で働いていないため、多くの場合は逆のことが起きる。彼らはまた健康さも失っており、1週間に仕事と通勤に60時間以上費やしている場合、健康的な生活を維持することがほとんど不可能になることもある。May Career Builder調査で、労働者の45%が現在の仕事に就いている間に体重が増えたと述べていることも不思議ではない。
  • 「Staycation」を取った:航空料金が上がり、ホテルの「贅沢さ」を得るのにかかる代金も高くなり、ガソリンの値段も上がり(今は横ばいだが)、空港での待ち時間も長くなっているこの夏、家の中や周辺で過ごす「Staycation」という流行語は、すでに疲れ切った労働者に、わざわざソファや中庭のグリル、庭のスプリンクラーの快適さから離れてバケーションを取らなくてもいいのだと納得させてくれた。実際、ある調査の回答者の51%は、staycationという言葉の意味を説明されて、今年1回以上のstaycationを取ったと答えている。これには、これまでの伝統的な夏のバケーションをstaycationに変えたと答えた24%の人が含まれている。
  • 新しい仕事を探そうとしたが、うまくいかなかった:Career Builderが7月に発表した調査では、不満のあるIT従事者の38%が仕事量が多すぎると述べており、4分の1近く(23%)が自分のワークライフバランスに満足していないと述べていることがわかった。しかし、今年の夏は雇用市場が低迷していたため、夏の間に黙って脱出を計画した人も、うまくいかないことが多かったかも知れない。これは季節的な傾向のためでもあったが、大きな理由は経済が軟調だったためだ。今年7月のMonster社の雇用指数は157ポイント下がり、前年比で14.2%の下落となった。今年の夏に新たな職を探す求職者が苦労しただろうことを示す統計はこれだけではない。7月の労働統計局のレポートでは、情報産業の雇用は7月に1万3000、過去12ヶ月間で4万4000減少しており、その数週間後には、Gartnerが2008年に従業員を増やす予定でいるIT組織は2007年よりも少なくなっていると発表している。
  • 幸運にも職場で最期の時を迎えることはなかった:米国時間8月27日に発表された労働統計局の統計には、職場の殺人についての恐ろしい数字が載っている。2007年には13%増加して610件の殺人事件があった。ただし、全体的な仕事中の死者数は2006年から6%下落しており、仕事中の死者数が最大だったのは予想通りトラック運転手だったが、驚くべきことに営業社員も多くの死者を出している。危機一髪だったという人はいるだろうか。

 2008年の読者の夏はどうだっただろうか。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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