ITエンジニアの幸せな未来とは:ワークとライフは対立しない

冨田秀継(編集部)
2008-09-01 20:54:02
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自分のスタイルを人生の軸に

 このディスカッションはあっという間に2時間を経過したのだが、質疑応答の前にそれぞれのパネラーが自身のワークスタイルを確立するためのアドバイスを披露した。

 関氏は、日本社会は「この人はこうなるべき」とか、「この役職の人はこうあるべき」ということが多いため、そのような状況で自分を追い込んで悩まずに、一歩引いて考えることを提案している。「普通の人からみると、なぜそんなことで悩んでいるの?と思われることもあるだろう。どんな視点でもいい。それがもしかしたら転職かもしれないし、新しい部署に行くことかもしれない」

 石黒氏は「有形無形のうちに自分がとらわれている枠組みがある。なにかを考える時に、その枠組みを取り払ってほしい。失敗はしたらいいと思う。なぜなら、成功のポートフォリオには必ず失敗も含まれているから。だから失敗をおそれないで」とアドバイス。

 辻井氏は「日本の会社では9時から5時まで座っていれば仕事をしていると思われるが、(パタゴニア創業者の)イヴォン・シュイナードは、それではダメだと言っている」と語り、パタゴニアのコアバリューの1つである、既成概念にとらわれないことの重要性を指摘した。

 森氏は最後に「ワークスタイルをイノベイトするために、個人はどうすればよいか?」という質問を森本氏に投げかけた。

 森本氏は「人の言うこと、人の評価って気にはなる。でも、自分の好きなことや、やりたいことが先にある。自分のパーソナルスタイルを人生の軸の一つに据えると、なにか悩んでも帰るところがある」と語り、「(軸となる)羅針盤を持つこと」の大切さを訴えていた。

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