悩めるチームリーダーのための「成功を呼ぶ5つの戦略」

文:John McKee 翻訳校正:石橋啓一郎
2008-08-22 08:00:00
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 長年の間に、私は困難な状況を切り抜け、自分の組織を成功に導くリーダーを多く見てきた。そして、よい技術がそうであるように、彼らのやり方は他の状況にあるリーダーたちも使うことができるものだということがわかった。

 もしリーダーの技能が試される場に置かれたら、自分の管理スタイルのレパートリーに、次に挙げる実績ある戦略の1つ(あるいは1つ以上)を加えるといいだろう。

  1. よきリーダーは、非常に冷静だ。本当に力を持った人たちは、落ち着いた空気を持っている。これは、周りにいる人たちをより理性的にし、組織が困難な場面にあっても精力的に活動させる。常に落ち着きを示すことだ。そのうちに、それが自然になるだろう。
  2. 必ず見かけよりも多くの時間があるということを知っておく。上司の失敗の多くは、素早く判断を下さなくてはならないという思いこみから生じている。これは若いリーダーには信じにくいかもしれないが、「どんな困難も長くは続かない」のが普通だ。焦って下手な判断をしない方がよい。
  3. 現実を認識する。私はリーダーたちに、直感や本能に従うことを勧めているが、多くのリーダーが毎回自分が正しいと信じすぎていることが多いことも確かだ。彼らは報告書や分析を無視し、それらをはねつけ、そして失敗する。確かなデータと、確実な調査の価値に勝るものなどないことを認めるべきだ。
  4. 感情的=疑わしい。怒鳴ったり、叫んだり、弱音を吐いたり、感情に囚われすぎるリーダーは、助ける側の気持ちを萎えさせる。部下は、困難な時に冷静でいられない上司とは一緒に時間を過ごしたがらない。悪い報告も、よい報告と同じように聞くということを周りに示すことだ。部下は落ち着いた人の下で働くことを好む。
  5. 弱いリーダーでも、素晴らしいチームにいれば素晴らしく見える。自分よりも知識のある者を周りに置くこと。そして、彼らの意見を認め、十分に報い、忠誠心を養うことだ。私が一緒に働いていたことのある人たちは、みなこれは本当だと知っているが、多くの理由から(上からの圧力、見当はずれの忠誠心、彼ら自身の自意識の問題など)彼らは最高の人材を周りに置くことができないでいる。そして失敗する。

 これらの戦略を用いれば、よりよいリーダーになれるだろう。これらの戦略を使うことがぎこちなく感じられるとしても、気にするべきではない。そう感じるのは、あなたのスキルのレパートリーの一部になっていないからだ。それは普通のことだ。そんな人には、コーチをよく使うことで知られるTiger Woods氏の、「コーチの話を聞く」というやり方を学ぶことを勧める。アドバイスを試し、繰り返しよく練習することだ。

 そのうちに、新しいスキルややり方は自分のスタイルの自然な一部になり、より成功するリーダーになるだろう。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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