夜遅くまで残業する技術者たちへ--身の安全を図るための10の自己防衛術

文:Deb Shinder(TechRepublic) 翻訳校正:村上雅章・野崎裕子
2008-08-05 08:00:00
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#6:(本当に)大きな音を出せるようにしておく

 他の自己防衛術に加え、大きな音を出して周囲の注意を引くことができるようにしておくべきである。多くの防犯システム/グッズに大音量のサイレンがついているのには、ちゃんとした理由がある。つまり、警報音を発することによって、大変なことが起こっており、助けが必要だということを周囲にいる人たちに伝えるとともに、悪者をひるませることができるのだ。彼らが最も嫌がるのは、周囲の注目を浴びるということなのである。

 警官が使用しているような笛を首から下げたり、120デシベルくらいの音が出る防犯ブザーをベルトにクリップ留めしておいたり、あるいは大声で叫べるようになっておく(大声ぐらいは出せるだろうなどと思ってはいけない。実際に金切り声を張り上げることができるようになるまで何度も練習しておくのだ)など、「大きな音を出す」ための何らかの準備をしておくべきである。

#7:反撃すべき時(そして反撃すべきではない時)を知る

 暴漢に襲われた際に、どのような攻撃にも対処できる万能の必殺技など存在しない。暴漢によっては、あなたの持っている金品が目当てで、それさえ手に入れば後はあなたに見向きもしないという者もいる。一方、興奮のあまりに我を忘れ、あなたが要求に従うかどうかにかかわらず危害を加えようとする者もいる。また、ドラッグやアルコールのせいで、自身が何をしているのかさえ判らないまま、理性に従うことができなくなっている者もいるのだ。

 こういった際に、人を読むスキルや、本能的な直感が必要となってくるわけである。襲ってきた人物があなたの財布を盗ろうとしている小心者の悪ガキなのか、あなたを襲って暴行しようとしている変質者なのか、あるいはもっと凶悪な人物なのか、読み取ることができる場合も多いはずだ。こういった読みを用いることで、相手の要求に従うか、逃げようとするか、反撃するかを判断するわけである。

#8:自分が使える武器を考えておく

 武器を携行するかどうかは個人の選択であり、そういった選択肢自体があるかどうかはあなたの司法管轄区域によって異なる(次の項目を参照してほしい)。火器を携行することが合法であり、あなたがそうしようと考えているのであれば、義務付けられているかどうかにかかわらず(米国では州によって異なる)、拳銃の取り扱いに関する安全講習と射撃訓練を受けておくべきである。拳銃を持つのであれば、安全な保管方法や携行方法(無造作にかばんの中に入れておくのは厳禁である--必ずホルスターに収めて携行するということや、素早く拳銃を引き抜く方法など)を知っておくべきである。また、正確に撃つ方法を学ぶとともに、暴漢に拳銃を奪い取られて逆に利用されてしまわないよう、奪われないようにする技術も学んでおくべきである。

 「武器」といえば「拳銃」しかないという誤った考えを持ってはいけない。拳銃の他にも護身グッズ(催涙スプレー)や鈍器、刃物といったさまざまな選択肢があるのだ。

 命懸けで戦わなければいけないものの、武器を携行していないという場合でも、たいていの物は武器になるということを思い出してほしい。これには灰皿やボールペン、オフィスにあるさまざまな備品、鍵、靴などが含まれる。こういったものを間に合わせの武器として使う場面を想定し、事前に練習しておけば、いざという時に効果的な使い方をすることもできるだろう。

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