
commons-langで文字列を比較する
山崎良
2008-08-01 07:00:00
StringUtils#contains
StringUtils#containsは、「第2引数で指定した文字列(文字)」が「第1引数で指定した文字列」に含まれる場合に真を返す。
通常、下記のように記述することができるが、
//「文字列がnullまたは空("")である」 if( str!=null && str.indexOf("[チェック対象の文字列]") ){ // 〜〜 }
StringUtils#containsを使った場合には以下のように記述することができる。
if( StringUtils.contains("[チェック対象の文字列]") ){ // 〜〜 }
「contains」メソッドは以下のように動作する。
- StringUtils.contains(null,"A") = false
→チェック対象の文字列がnullの場合はfalse。 - StringUtils.contains("","A") = false
→チェック対象の文字列が空文字列の場合はfalse。 - StringUtils.contains("ABCDEFG","CDE") = true
→チェック対象の文字列に含まれる文字列を第2引数に指定した場合true。 - StringUtils.contains("ABCDEFG","AAA") = false
→チェック対象の文字列に含まれない文字列を第2引数に指定した場合false。 - StringUtils.contains("ABCDEFG",'C') = true
→char型を第2引数とするメソッドもある。
StringUtils#containsIgnoreCase
containsIgnoreCaseメソッドも「第2引数で指定した文字列」が「第1引数で指定した文字列」に含まれるかどうかをチェックするメソッドだが、こちらはその名の通り”文字列の大文字小文字の違いを無視して”判定する。
「containsIgnoreCase」メソッドは以下のように動作する。
- StringUtils.containsIgnoreCase(null,"A") = false
→チェック対象の文字列がnullの場合はfalse。 - StringUtils.containsIgnoreCase("","A") = false
→チェック対象の文字列が空文字列の場合はfalse。 - StringUtils.containsIgnoreCase("ABCDEFG","CDE") = true
→チェック対象の文字列に含まれる文字列を第2引数に指定した場合true。 - StringUtils.containsIgnoreCase("ABCDEFG","AAA") = false
→チェック対象の文字列に含まれない文字列を第2引数に指定した場合false。 - StringUtils.containsIgnoreCase("ABCDEFG","cde") = true
→チェック対象の文字列には"cde"は含まれないが"CDE"が含まれるため結果はtrueになる。
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