Eclipseプロジェクトによって開発された新言語「Eclipse Xtend」

杉山貴章(オングス)
2011-11-22 17:01:00
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「Xtend」は「Xtext」の成果物

 Eclipse Foundationによって開発されているEclipseプラグインのひとつに「Eclipse Xtext」というものがある。Eclipse XtextはDSLの開発を容易にするためのフレームワーク/ツールキットであり、これを利用すればオリジナルのプログラミングを簡単に作成することができる。

 Xtextの最大の特徴は、作成した言語のための開発サポート機能まで同時に用意できる点にある。通常、開発者が独自に設計した言語ではエディタによるサポート機能が使えないというデメリットがあるが、Xtextであれば、Eclipseの持つシンタックスハイライトやコード補完、コードヒントなどを備えたエディタやコードジェネレーターなどを、新しい言語でもすぐに利用することができる。もちろんベースとなる開発環境はEclipseだ。

 「Eclipse Xtend」は、このEclipse Xtextプロジェクトから派生して、Xtext自身を利用して作られた新しいプログラミング言語である。そのため、新しい言語でありながらEclipseの開発サポート機能を最大限に利用できるという利点がある。具体的には次のような機能を利用することが可能だ。

  • シンタックスハイライト
  • 入力アシスト
  • 名前のリファクタリング
  • importの自動設定
  • クイックフィックス機能
  • アウトラインビュー
  • ナビゲーション機能(チェックするべきコードの提示など)
  • インクリメンタルコンパイル

 EclipseでJava開発を行う場合と同様の操作性を持つため、ツールの使い方を学習する手間がかからない点は大きなメリットと言える。XtendはEclipseのマーケットプレイスからインストールできるほか、プロジェクトサイトからはXtendを導入済みのEclipseディストリビュージョンもダウンロードできる。

Javaを補完する様々な機能を搭載

 次に、言語としての特徴を見てみよう。

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