ウェブサイトのローカライズで気をつけたい6つのポイント 後編

長谷川恭久
2008-06-05 08:00:00
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利用者のために繊細になる

 ローカライズは、ウェブサイト構築の最後の作り込み作業に似ているところがある。ウェブサイトの使いやすさや見た目の印象が向上するのは、デザインカンプやプロトタイプの状態からではなく、リリースされる瞬間まで様々なチューンナップをした結果によるものが多い。

 実際に動くサイトを操作してみて改めて気付くこともあり、その状態から崩したり作り込んだりするのは手間がかかる。とりあえずきちんと動作しているから良いではないかと感じるかもしれないが、その手間を惜しむか惜しまないかで、サイトの質が変わってくるわけだ。

 ローカライズ作業もそれに似ている。翻訳ソフトを駆使するだけでもある程度の質のサイトにはなるが、それより質の高いローカライズを実現するには今回紹介したチェックポイントに気を使いながら、徐々に組み立てて行く必要がある。

 同じ日本人と会話していても、なかなか意思の疎通ができないことがあるわけだから、外国人だとそれ以上に苦労することもあるだろう。しかし、自分は何かを伝えたいという切実な思いがあれば、言葉はまともに通じなくても分かり合えることがある。

 ウェブサイトにおけるローカライズも人間同士のコミュニケーションと似ているところがあるのではないだろうか。

 ウェブサイトの場合、顔を向けて会話ができないので言葉はきちんと翻訳しておきたいが、テキストだけで表現できないおもてなしをすることで、言葉だけでは伝えることができない思いを相手に届けることができるだろう。

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