アドビ、Photoshopの機能追加を含めCreative Cloudをアップデート

三浦優子
2012-12-17 16:50:00
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 アドビシステムズが「Creative Cloud」をアップデートした。Photoshopへの機能追加を含む今回のアップデートは、中小企業や企業の部門で利用にも最適な機能を追加した「グループ版」が登場するなど、さらなる機能進化を実現した。

 Creative Cloudはリリースから4か月で20万のユーザーがサインアップ。80%のユーザーが年間プランを選択するという実績が出ている。

アドビシステムズマーケティング本部デジタルメディア第二部部長、西山正一氏
アドビシステムズマーケティング本部デジタルメディア第二部部長、西山正一氏

 「継続的にアップデートが行われ、常にコンテンツが追加されている。今回のアップデート前にも、今年4月以降だけでIllustratorのアップデート、Digital Publishing Suite Single EditionでiPad向け電子雑誌アプリを無制限にパブリッシュするコンポーネント、Edgeツール&サービスではHTML、CSS、JavaScriptでモバイルに対応したコンテンツやアプリ制作機能の拡充と着実な機能向上を続けてきた」(アドビシステムズ マーケティング本部 デジタルメディア 第二部部長・西山正一氏)

 12月12日にアップデートされたのは次の5つ。

  1. ファイルとの同期とコラボレーション
  2. Adobe Museのモバイルサイトデザイン機能の追加
  3. Creative Cloudトレーニング
  4. Photoshopへの機能追加
  5. Creative Cloudグループ版

 ファイルの同期とコラボレーションは、「Creative Cloud Connection」でパソコンのファイルとクラウドとのファイル同期が、ファイルをフォルダにドラッグアンドドロップするだけで、フォルダの保存とクラウドに保存が同時に行える。コラボレーションと共有についても、特定の人とのみの共有に加え、フォルダ共有、グループへの共有も後日実装を予定している。

 Adobe Museのモバイルサイトデザイン機能は、今回で年内3回目のアップデートとなる。今回はタブレットおよびスマートフォン向けのWebサイトデザイン機能を追加。モバイルサイト向けデザインが簡単に再構築できるようになった。

 Creative Cloudトレーニングは、Creative Cloudのメンバーのみに提供されるビデオトレーニングコンテンツ。当初は英語版での提供となるが、日本語版コンテンツも近日リリースされる予定だ。

 Photoshopへの機能追加は、編集機能としてぼかしギャラリー/ゆがみフィルターに対応するスマートオブジェクト条件付きAction、ワークフローの高速化を実現した。制作機能ではHiDPI、Retinaディスプレイのサポート、CSSのサポート、大容量のJPEGサポート、初期設定のテキストスタイルに対応した。なお、HiDPI、Retinaディスプレイのサポートは全てのPhotoshop CS6ユーザー及びIllustrator CS6ユーザーにも同時に提供される予定だ。3Dアートワークでは3D機能の向上、画像ベースのライトの機能の強化、テクスチャーをより繊細に表現できる。

 なお、3D機能、一部のGPU対応機能およびCreative Cloudメンバー限定機能は、Windows XPには対応していない。

 Creative Cloudのグループ版は企業などグループ単位での利用に対応。グループ版を利用した場合、個人版にはないワークグループ管理、ワークグループ用ライセンス管理、一元化された請求方法、エキスパートサービスの利用と、ファイルストレージ容量が100GBとなる。グループ版の利用料金は、グループの一人当たり月額7000円。

アップデートされていくCreative Cloud
アップデートされていくCreative Cloud

Keep up with ZDNet Japan
ZDNet JapanはFacebookページTwitterRSSNewsletter(メールマガジン)でも情報を配信しています。

  • 新着記事
  • 特集
  • ブログ