IE8が対応したCSS 3とベンダープレフィックス

エ・ビスコム・テック・ラボ
2009-06-11 20:47:01
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

IE8とベンダープレフィックス

 Internet Explorer 8(IE8)からは、先行実装したCSS 3や独自拡張したプロパティに「-ms-」というベンダープレフィックス(接頭辞)をつけて記述することが推奨されている。たとえば、IEが古いバージョンからサポートしているCSS 3の「text-justify」というプロパティの場合、IE8からは「-ms-text-justify」と記述することになる。

 ベンダープレフィックスについては、ベンダーが拡張した機能を示す手段としてCSS 2.1で定義されている。次のようにベンダーを特定する「vendor identifier」の前後に「-」を付けて記述し、CSSのプロパティや値の前に付加して利用する。

-[vendor identifier]-

 IE8を含めて、主要なブラウザのベンダープレフィックスは次のようになっている。

主要ブラウザのベンダープレフィックス
ベンダープレフィックスブラウザ
-ms-Internet Explorer 8
-moz-Firefox
-webkit-Safari、Google Chrome
-o-Opera

 CSSの将来的な方針についてまとめた「Cascading Style Sheets (CSS) Snapshot 2007」では、ブラウザが草案(Working Draft)の機能を実験的にサポートする場合はベンダープレフィックスを付けることが推奨されている。さらに、草案が勧告候補(Candidate Recommendation)になったときにはベンダープレフィックスを外すべきであるとも記されている。

 たとえば、今回IE8が新規に対応したCSS 3のbox-sizingプロパティは、ベータ版の段階では「-ms-」を付けて記述することになっていたが、最終的には「-ms-」を付けずに記述することになった。これは、box-sizingプロパティが定義されている「CSS3 Basic User Interface Module」が勧告候補となっているためと考えられる。

 なお、Snapshot 2007について詳しくは「CSSの現状とIE8」を参照してほしい。

IE8が対応したCSS 3の機能

 IE8が対応しているCSS 3のプロパティを次のページにまとめた。

  • 新着記事
  • 特集
  • ブログ