公共スペースを意識したYahoo!の新トップページ

長谷川恭久
2008-07-31 19:54:01
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日本独自の要素を盛り込んだYahoo! Japan

 2008年1月1日にリニューアルしたYahoo! JAPAN。そのトップページは、サービス開始以来の大きな変化といっても過言ではないでしょう。今回のデザインは2006年夏にリニューアルしたYahoo(US)のものを基にして、日本独自のアプローチを付け加えたデザインになっています。

 Yahoo(US)は2006年7月17日にトップページを全面リニューアルし、それに続いて英国などの欧米言語向けサイトも順次、米国のものに合わせたデザインへ移行していきました。

 そこで興味深いのが韓国中国です。これらのアジア向けサイトも、2006年内には米国と同様のデザインに変更しているのです。

独自のアプローチを多少見ることができるが、米国(左)と韓国版のYahoo!はほぼ同じデザインコンポーネントを利用していることがわかる 独自のアプローチを多少見ることができるが、米国(左)と韓国版のYahoo!はほぼ同じデザインコンポーネントを利用していることがわかる
Yahoo! Japanは大きめのサービスアイコンをロゴの両脇に置く従来のイメージを継承しつつ、海外のYahoo!のデザインを組み合わせた印象。右側に大きく配置された広告も海外版と異なる点のひとつ Yahoo! Japanは大きめのサービスアイコンをロゴの両脇に置く従来のイメージを継承しつつ、海外のYahoo!のデザインを組み合わせた印象。右側に大きく配置された広告も海外版と異なる点のひとつ

 Yahoo!のサービスはワールドワイドでYahoo! Incが所有していますが、日本だけはソフトバンクが第1位の株主。2008年3月末現在で同社株の持ち株比率は、ソフトバンクが40.16%で、Yahoo! Incは33.41%で2位です。そのため、Yahoo! Japanのリニューアルプロセスも独自のものになった可能性があります。他のYahoo!に比べて遅れてのリニューアルではありますが、日本のYahoo!だからこそなされている工夫やコンセプトを随所に見ることができるのです。

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