Firefox+YSlowでウェブサイトのパフォーマンスを計測

杉山貴章(オングス)
2008-11-17 17:00:00
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YSlowにおける13項目の評価内容

 YSlowを用いてウェブサイトの表示パフォーマンスを計測すると、図1のように13の項目についてAからFの6段階の評価が表示される。右の三角アイコンをクリックすると、評価に影響を与えている要因を見ることができる。また上部の「Performance Grade」はページ全体の総合評価で、100点満点中何点かが括弧内に記載されている。

図1 YSlowによるパフォーマンス評価の例 図1 YSlowによるパフォーマンス評価の例

 各評価項目は次のような内容を意味している。

  1. Make fewer HTTP requests: HTTPリクエストの数を減らせないか
  2. Use a CDN: CDN(Contents Delivery Network)を利用しているかどうか
  3. Add an Expires header: Expiresヘッダを設定しているかどうか
  4. Gzip components: gzip圧縮を利用しているかどうか
  5. Put CSS at the top: スタイルシートを先頭に置いているかどうか
  6. Put JS at the bottom: JavaScriptを最後に置いているかどうか
  7. Avoid CSS expressions: CSS expressionを使っていないか
  8. Make JS and CSS external: JavaXcriptおよびCSSを外部ファイル化しているかどうか
  9. Reduce DNS lookup: DNSルックアップを減らせないか
  10. Minify JS: JavaScriptを最少化できないか
  11. Avoid redirects: リダイレクトを使っていないか
  12. Remove duplicate scripts: スクリプトの重複がないか
  13. Configure ETags: ETagの設定は適切か

 このうち、JavaScriptやCSSに関する部分はすぐにでも修正できるだろう。HTTPリクエストについても、アイコン画像やスクリプトファイルをひとつにまとめるなどの工夫によって削減できる。一方でExpiresヘッダやgzip圧縮などに関してはウェブサーバの設定を見直さなければならない場合がある。CDNなどは一般的にはあまり使える環境ではないため改善は難しいが、大規模サイトでは検討する余地があるだろう。

 このサイトの場合、3、4、5番の項目はすぐに修正できそうだ。次回は実際に修正する例を紹介しようと思う。

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