
Firebugと合わせて使いたいパフォーマンス分析ツール「YSlow」
杉山貴章(オングス)
2008-11-14 17:00:00
YSlowでウェブサイトのパフォーマンスを検証
YSlowはYahoo! Developer Networkを通じて提供されている拡張で、ウェブページのパフォーマンスを計測し、13の項目について項目別の評価結果を表示する。そしてパフォーマンスの悪い部分については、考えられる原因や改善のためのヒントなどを示してくれる。
FirefoxにYSlowをインストールするには、先にFirebugがインストールされている必要がある。YSlowが有効になっていると、Firebugに図1のようにYSlow用のパネルが追加される。またステータスバーにはページの表示速度や構成しているファイルのトータルサイズなどが簡易表示される。
YSlowパネルのメニューから[Performans]をクリックすると、そのページの表示パフォーマンスを計測し、図2のように13の項目について評価結果を表示する。評価はAからFの6段階で、Aが最良である。

[Stats]ボタンをクリックすると、図3のようにキャッシュが存在する場合としない場合の転送量やHTTPリクエスト数が表示される。また、[Components]ボタンでは各コンポーネントごとのサイズやレスポンス時間などの情報が一覧表示される。

その他、[Tools]メニューからはJSLintを使ったJavaScriptの構文チェックや、全てのJavaScriptまたはCSSファイルを1つのファイルにまとめて表示する機能、評価結果をHTMLのページとして表示する機能などが利用できる。次回は、評価結果の各項目の示す意味については紹介したい。
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