ウェブアプリケーションを単体のアプリケーションに変換する「Prism」

杉山貴章(オングス)
2008-10-30 08:00:00
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Prismとは

 日々の業務や開発にウェブアプリケーションを利用しているユーザは多いことだろう。ウェブアプリケーションの利点はウェブブラウザさえあればどこからでも共通の環境が利用できる点だが、一方でメーラーやスケジュール帳などを利用するためにわざわざウェブブラウザを立ち上げたくないと感じるユーザも多いようだ。そこで便利なのがMozilla Labsによって開発された「Prism」だ。

 Prismはウェブアプリケーションをあたかも単体のローカルアプリケーションのように実行できるようにするツール。Prismを利用してウェブアプリケーションをローカルアプリケーションに"変換"すると、そのアプリケーションはウェブブラウザとは独立したプロセスとして実行できるようになる (これを仮に「Prismアプリケーション」と呼ぶことにする)。

 Prismアプリケーションの作成時にはデスクトップへのショートカットの作成やスタートメニューへの登録も行えるため、使い勝手はローカルアプリケーションとほとんど変わらない。また仮にウェブブラウザがクラッシュした場合でも影響を受けることはないし、Prismアプリケーションがクラッシュしてもウェブブラウザには影響しない。

図1 単体で起動したGoogleカレンダー 図1 単体で起動したGoogleカレンダー

 ウェブアプリケーションを利用するユーザにとっても非常に便利なツールだが、開発する側の立場から見ても、作成したウェブアプリケーションをローカルアプリケーションのように使ってもらうことができるため、要注目のツールと言えるだろう。次回は、実際にPrismを使ってウェブアプリケーションをPrismアプリケーションに変換する例を紹介する。

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