Firefox 3:検索を利用した柔軟なブックマークを実現するplace URI

杉山貴章(オングス)
2008-09-26 08:00:00
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place URIで実現される「よく見るページ」機能

 PlacesデータのURIとしてplace URIを指定しておくと、そのデータが参照された際にPlacesデータベースに対してURIで表されるクエリが発行される。これによって任意の条件にマッチする履歴やブックマークを取得することが可能となる。place URIはツールバーからブックマークを追加する際にURLの代わりに指定することができる。place URIをブックマークとして登録した場合、ツールバーのブックマークメニューではクエリの結果がポップアップで表示される。

 place URIの最も基本的な利用例としては、Firefox 3の「よく見るページ」機能がある。これはデフォルトではmoz_placesテーブルの先頭(id=1)に登録されているplace URIで、リスト1のようになっている。

「よく見るページ」のplace URI

    place:queryType=0&sort=8&maxResults=10
図1 moz_placesテーブルのid:1のデータが「よく見るページ」機能を実現している 図1 moz_placesテーブルのid:1のデータが「よく見るページ」機能を実現している

 queryTypeは検索対象を指定するパラメータで、「0」が履歴、「1」がブックマーク、「2」が履歴とブックマークの両方となる。sortは結果の表示順序で「8」は訪問回数の多い順にソートすることを表し、maxResultsは結果の表示順序を表す。したがってこのplace URIは「履歴にある訪問回数の多いサイトを最大10件表示する」ということになる。

 ブックマークのデータはmoz_bookmarksテーブルに格納されている。moz_bookmarksテーブルについては後日解説するが、今回はtitleが「よく見るページ」になっている部分だけ見てみよう。図2のようにfkフィールドの値が「1」となっており、これがmoz_placesテーブルのid「1」に対応している。

図2 「よく見るページ」のブックマークデータ 図2 「よく見るページ」のブックマークデータ

 同様に、「最近ブックマークしたページ」や「最近付けたタグ」などもplace URIによって実現されていることがわかるだろう。

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