
Firefox 3のPlacesにSQLite Database Browserでアクセスしてみる
杉山貴章(オングス)
2008-09-24 08:00:00
Placesデータベースに定義されているテーブル
Placesで管理されるブックマークや履歴などのデータは、プロファイルディレクトリ以下にある「places.sqlite」に格納されている。例えばWindows XPであれば「C:\Documents and Settings\ユーザ名\Application Data\Mozilla\Firefox\Profiles\ランダムのフォルダ名\places.sqlite」がそれにあたる。これはSQLiteのデータベースファイルなので、SQLiteに対応したデータベース管理ソフトウェアで閲覧することができる。今回はオープンソースのSQLiteブラウザである「SQLite Database Browser」でこのPlacesデータベースにアクセスしてみる。
places.sqliteを開くと、図1のようにいくつかのテーブルが定義されているのがわかる。
これらのテーブルはそれぞれ以下のデータを格納するためのものだ。
- moz_places - ベースとなるPlacesデータ
- moz_bookmarks - ブックマークデータ
- moz_bookmarks_roots - ブックマークのルートとなるフォルダ一覧
- moz_histryvisits - ページの訪問履歴
- moz_inputhistory - フォームへの入力データの履歴
- moz_keywords - ブックマークに付けるキーワードの一覧
- moz_favicons - ファビコンのデータ
- moz_annos - ページに対する注釈データ
- moz_item_annos - ブックマークに対する注釈データ
- moz_annos_attributes - 注釈の属性一覧
そして、それぞれのテーブル間の関係は図2のようになっている。
これを踏まえて、次回は個々のテーブルの中身を覗いてみよう。
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